見出し画像

それ、本当に必要?

最近、単発の仕事に多く出ていました。
そこで出会う方々の、まーーーー素敵なこと!

気さくで明るくて、視野が広く仕事ができ、私のこともよく気遣ってくれて、とても優しくてコミュニケーション上手。

ただただ、「すごい」と敬服です。


……そこでね、また私は「それに比べて私は」「周りみたいに仕事も人間関係も、上手にできないし」「呼ばなきゃよかった、って迷惑がられてたらどうしよう」って、勝手に比較して落ち込んで卑屈になったり、みんなを羨ましく思いかけて。(なんて面倒な人間なんだ)

でも、ふと気がついた。
それってなんて被害妄想!って思うし、そもそもそんなふうに比較して羨むのは、私も上手にたくさんの人と関われたらいいのにって思うから。

だけど、本当に?
それは本当に私に必要?


私はあまり大人数と関わることが得意ではなくて、複数人になると途端にどう会話に入っていいのかわからなくなります。
みんなでわいわいやるより、ゆっくりじっくり人と向き合いたいタイプ。
そして、人と過ごした倍の時間はひとりになる時間が必要なタイプ。

そんな私が、仮にこの「素敵」と思ったコミュニケーション能力を手に入れて友達100人できたとして……それは自分にとって本当に心地良いことだろうか。


そうやってみんなで楽しくわいわいできる人って、きっと人間が好きで、根本的に人と関わることが楽しいと思ってる人なんだと思う。だから気軽に助け合うし、気遣い合うし……っていう、優しい循環なんだと思う。

それが楽しそうに見えるし、仲間に入れたらいいのに、ってつい思うけれど……でも本当の私は、そんなに他人に興味がない。

自分の好きなことに没頭できていたら基本それで幸せだし、視野もとても狭い。だから人に気遣いとか気配りとかそういう視点をあんまり持っていなくて、みんなの動向を見ながらすかさずヘルプ!なんて神技、私には無理。


じゃ、それでいいじゃ〜ん!!!
と、思いました。
多くの人と関わらなければいけない、チームワークが必要な仕事は向いてない、以上!

比べる必要なんかどこにもなかった。
もちろん人との協力がゼロでいい仕事なんかないと思うし、私だって全く人と関わりたくないわけじゃない。

ただ、塩梅ってあるよね。
チームワークがなきゃ成り立ちません!っていう仕事じゃなくて、自分の裁量が大きめな仕事を選べばいい。私は視野が狭い分、集中力はお墨付き。ならそれを活かせる場所にいればいい。向いてない仕事に、テリトリーに、わざわざ突っ込んでいかなくたっていい。

「ともだち100人できるかな♩」
みたいな、明るく社交的でコミュニケーション上手が良しとされる価値観に、まだ勝手に、縛られていたんだな〜と思った出来事でした。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?