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創作し続ける

いや〜
だめだ

やっぱり動けない
「生存のため」っていう動機、消極的すぎる

これでもだめか
何ならいいんだ

ふと、昔読んだ本の一節を思い出した
『ずっとやりたかったことを、やりなさい』という本で、二十歳の時に読んでから何度も読み返している

思い出したのは以下の一節だ

立ち止まろうとすると(多くの人がそうしたい誘惑にかられるが)、たちまち不満やいらだちにおそわれる。アーティストは精神的に鮫にたとえられるかもしれない。動きつづけなければ、底に沈んで死んでしまうからだ。

この本は「創作」が一つのテーマだ
創作の能力はすべての人にあるので、それをいかに妨げずに発揮するかが大事だ、ということが語られる

先述の一節が出てくるのは、全12章の11章目
つまり、既に創作に取り組めるようになった段階で登場する

私自身、この本に従って創作のトレーニングを続けてきた
このブログはその中でも最もうまくいったものだ

ただ、私がこの本を始めとしていろいろな本を読んで行動してきたのは「幸せになるため」だ
そして、今年に入って「幸せになったな」と感じられるようになった

これにより、自分は逆に目標を失った
そしてメンタルが不調になった

次なる目標として、「好きなことをする」「生存する」といったものも掲げてみた
だが、どれもうまくいかなかった

「創作し続ける」というのが正しい目標なのかもしれない
これなら確かに、死ぬまで追い続けることができる



創作がもたらす快感は独特だ

快感を得る代表的な方法には消費と休息がある
多くの人はこの2つを主軸にして生活を送っていると思う

創作から得られる快感はそのどちらとも違う

スポーツ観戦の興奮に似ているが、それでは代替できない
食事の満足感に似ているが、それでも代替できない

自分の意思にのみ従って前進する感じ?
それでいて、思ってもみない結果に出会う感じ?

とにかく創作は面白い
やっているとエネルギーが湧いてくる



「創作し続ける」という目標を改めて掲げるにあたり、「あの本に書いてあったから」というだけで信じていいものか、という疑問は残る
ただ一つの本が書いていたからといって、それだけで信じるのは普段の自分のスタンスではない

興味深いことに、「停滞しているときは創作をするといい」といったアドバイスはTwitterで一切見かけない
なぜだろう

ただそれでも、本の内容と、自分の経験(9年分)を合わせれば「創作し続ける」という目標は掲げるに値すると確信できる
それを指針にすれば、行動を躊躇する、腰のひけた人生にはならないと思う



「創作し続ける」
これを指針としてまたしばらくやってみようと思う



じゃまたね
読んでくれてありがとう



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