九州在住者の日記です。

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    気の向くままに。ちょっと暗い時もある。

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    おいしいものをまとめる日記です

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    自分についてと、闘病についてのカテゴリです。大体のものが自分についての振り返りなので書き綴っています。良かったものも、悪かったものも。

最近の記事

見慣れない街

福岡に来た。妹の送り迎えついでに目的もなくただ車に乗っている。今は高速で街の上を走っていて、私はただ揺さぶられている。 私にとっての福岡は都会というイメージが強い。自分の住んでいる地域はド田舎もいいところだから、余計に福岡は都会だと思い込んでいる。実際、地方都市なんて言葉もあるくらいだからあながち間違いでは無いはず。多分。 妹の家の近くにはペイペイドームという大きな建物がある。ついさっきもその横を通り過ぎて、首が痛くなるほど見上げるような高さに驚いた。少なくとも、私の町で

    • 嫌いになれない

      夜の時間は何もすることがなくてとんでもなく長いから、ふとした拍子に思うことがいくつもある。今日はそのうちのひとつについてを書くことにした。 そういえば、と思っただけの話。私って誰かを嫌いになることがあまり無いような気がする。そりゃもちろん嫌いな人もいないことはないんだけど、嫌いな人だから意地悪しようだとか、そういうのが無い。関わりたくないなと思うことはあるけども。 父親や祖母みたいに根本的に合わなくて嫌いだ!って人もいないことはない。でもその他の苦手な人と言えば、何かしら

      • 寄る辺ない夜に

        ひとりの夜の時間。私にとってはいつものどうってことないただの時間。誰にも邪魔されなくて、居心地の良い、穏やかな時間。 そんな時間だから勿論だけど私以外の人は滅多に見なくて、Twitterですらタイムラインがまるで動いてないから、「ああ本当にひとりなんだな」と自覚する。寝たくても眠れないのに私は割とこの時間が好きで、案外楽しんでたりもする。今日はそれについて書こうと思う。 おやつの時間って分かるよね。午後3時。朝と夕方の間にある、小休憩。私の「おやつの時間」はちょっと違う。

        • No.7 チーズケーキ

          チーズケーキを買いました。Twitterのフォロワーさんから教えて貰って興味を引かれたので、Amazonでポチッと。 実を言うと私はあまりチーズを食べる方ではなくて、臭みの少ないモッツァレラならまあいけるかな…?というくらいなんですが、その時オススメしてもらったFFさんの会話の熱量と言葉に好奇心をつつかれて、「そんなに美味しいなら買ってみようかな」とポチりました。今月の私の楽しみです。 購入したのはチーズガーデンの「御用邸チーズケーキ」。Amazonでは2,540円(配送

        見慣れない街

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          貢ぎ癖

          私には貢ぎ癖がある。「多分」なんて言葉を濁していられないほどには自覚しているくらい。妹、両親、祖父母、友人、TwitterのFFさん。喜んでくれたら嬉しいので、毎回何かしらを送っている。 小さな時からの癖だった。自分が喜ぶものより他人が喜んでくれる方が嬉しいと気付いた辺りから、貢ぎ癖が付いたのだと思う。失敗はしたくないから事前に相手の欲しいものを把握しておいて、サプライズと称してプレゼントを送る。いつものやり方。もしくは、欲しいものを尋ねてからイベントごとなんかに便乗する。

          貢ぎ癖

          もしもの話

          毎回、ふとした拍子に考えることがある。「もしここで違う選択をしたらどうなるのか」。私がそれを選んだら。もしくは、選ばなかったら。ひとつの行動で全てが変わっていたかもしれないと考えるとちょっと怖くなる時がある。 昨日。いつも通りに迎えた通院日で、いつも通りの時間に家を出て、いつも通りの道順で病院に行った。唯一違ったのは病院が終わったあとのことで、お昼ご飯にどの店に行くかをその場では決めずに車に乗った。適当に囲碁の基盤みたいな道を行ったり来たり戻ったりしてたら、ついさっき通った

          もしもの話

          No.12 甘食

          同世代で漫画作品&テレビアニメ「日常」のことを知っている方って少ないような気がするけど、いるんだろうか?今日は非日常な日常を描くギャグ漫画に出てくるキャラクター、「東雲なの」ちゃんが食べていた「甘食」を作ってみることにしました。 ㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ まず第一に。「甘食」というのはスポンジケーキとビスケットの中間のような独特な食感の円錐形の焼き菓子のことを指します。甘い食事パンを略して甘食と呼ばれるようになったらし

          No.12 甘食

          従兄弟のこと

          私は従兄弟が好きだった。私と違って元気がありあまっていて、びっくりするくらい優しくて、お調子者な従兄弟に憧れすら抱いていた。それがどういう訳か、最近の従兄弟はあまり好きではなくなってしまった。 詳しくは知らないし知らされようともしない(その割に従兄弟のことで頼られることは多い)けど、どうやら従兄弟は何かしらの対人トラブルで気を病んでしまったらしい。『らしい』っていうのはあくまで憶測。母親や祖母が私にぼかしながら伝えたり愚痴ったりする内容からの、私の勝手なイメージに過ぎない。

          従兄弟のこと

          三時のおやつ

          三時のおやつ…なんてタイトルには書いたものの。言うなれば朝の三時だし何なら4時半近くだから時間が擦ってもない…けど、三時のおやつを食べることにした。理由は簡単。今はとにかく暇だから。 こんな時間だってこともあって、リビングでは母親が爆睡中。父親も流石に眠っているらしく物音1つ聞こえない。音を出しているのは家族を起こさないようにとこそこそしている私だけで、忍び足すら大きく響くからまあ大変なこと。 4時25分が今の時間。FFさんと話し終えたのが1時5分だったから、3時間近く経

          三時のおやつ

          No.11 抹茶の蒸しパン

          入学式と引越しで家族がいないので好き勝手に料理してみたPart4です。厳密に言うと今は父親が帰ってきているのですが、もう眠っているようなのでノーカンということにします。姿が見えないならいないも同然です。 眠りにつくのが早かったせいか、こんな中途半端な時間に起きてしまったので小腹を満たすためにも料理…のようなものをしました。混ぜてレンチンするだけなので、料理と言っていいのかどうかには悩みますが。 今回作ったのは蒸しパンです。手っ取り早く作れて、なおかつ美味しくて、簡単。じつ

          No.11 抹茶の蒸しパン

          No.10 ブロッコリーとベーコンのスープ

          入学式と引越し作業で自分以外の家族がいなくて家を空けているので、好き勝手に料理を作ってみたPart3になります。暇で暇で寒くて仕方が無いのでスープを作りました。 材料はこちら。ブロッコリーひと袋とベーコン、コンソメ固形ひとつ、水になります。ブロッコリーは冷凍のものを使うと勝負が早くて済みます。ベーコンはお好みで量を調整してください。コンソメ固形1に対して水を250mlを入れました。 鍋で作れそうなレシピですが今回は炊飯器です。最近ハマっているんですよねえ、炊飯器レシピ。圧

          No.10 ブロッコリーとベーコンのスープ

          No.9 ハニーチーズナン

          妹の入学式と引越し作業で自分以外の家族がいなくて家を空けているので、好き勝手に料理を作ってみたPart2です。アボカドとゆで卵のヤツを作ってからすぐにお昼ご飯として作り始めた料理を書きます。次の料理はハニーチーズナンにしました。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ 材料はこちらです。 ・牛乳80ml ・水50ml ・ドライイースト3g ・砂糖15g ・強力粉200g ・塩3g ・チーズ80g ちょっと見にくいレシピだなあ、砂糖

          No.9 ハニーチーズナン

          No.8 アボカドとゆで卵の合わせ物

          妹の入学式と引越し作業で自分以外の家族が家にいないので色々と作ってみました。そのうちのひとつをこちらに書きますわ。もう見る方も限定されているし、Twitterの書き方でも構いませんわね?では書きます。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ⬇材料はこちら⬇ ・アボカド 1個 ・ゆで卵 2〜3つ分 ・マヨネーズ 大さじ1.5 ・醤油 お好み ・レモン汁 少しだけ ・鶏ガラスープの素 小さじ2分の1 1口大に切ったアボカドに食べやすい

          No.8 アボカドとゆで卵の合わせ物

          引きこもり

          「引きこもりが降りてきたぞ!」 私が1階に行くと、85%くらいの確率で父親に言われる言葉。ついで母親からは「天の岩戸が開いたね!」と70%くらいの確率で。妹からは「久しぶりに顔を見た気がする」との言葉が45%程度。私はあまり部屋から出ない。だから、そう言われるのも仕方がない。 私が自室から出ない(1階に降りない)のには訳がある。私には聴覚過敏の症状があって、雑音が苦手だったりする。父親がよくYouTubeで見漁っているバイク動画、母親の延々と止まらないお喋り、妹が発する突

          引きこもり

          安上がり

          久しぶりに冷凍の鶏つくね串を食べた。あまり食欲のなさそうな私の様子を見かねた母親が、「アンタはこれなら好きだし食べられるでしょ」とレンジで温めてくれた冷凍食品だった。 私は確かにそれが好きだった。高校の時、お弁当に鶏つくね串が入っているだけで勝ち誇ったような気分になっていたのを覚えている。手を汚さず、一口で食べることが出来て、美味しい。ワープロ部に入っていた私は、嫌味な副顧問の同調圧力によって大半を奪われることになった休憩時間で手軽に食べることが出来た鶏つくね串が好きだった

          安上がり

          早い者勝ち

          思いやりのつもりだった。冷蔵庫の扉を開けた時に目に入ってきた、二つの菓子パン。ひとつはまだ未開封で、もうひとつは乱雑に開けてほとんど食べられていた。 ほとんど同じだけど、ちょっとだけ違ったチョコホイップロール。昨日、「妹と二人で話し合って決めなさい」と母親から言われていたものだった。私は律儀に「わかった」と返事をした。でも、そのやり取りを見ていた父親からは「アイツどうせ勝手に食べ始めるから早い者勝ちで取っていいぞ」と言われた。私は『もしも』を考えた。選択肢も与えられずに姉に

          早い者勝ち