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死ぬこと以外かすり傷?!〜心に残る一冊〜

今回ご紹介したい本は、この一冊。
既にタイトルが衝撃的なので、今回の記事のタイトルにも使わせてもらいました。

(出典:http://amzn.asia/d/9pwrkbA

私は毎月3-5冊を目標に読書しているのですが、この本ほど衝撃を受けた本はここ5年間くらいで初めてです!!

なんというか、、、著者の箕輪さんの魂や生き方が詰まっている一冊という感じで、箕輪さんが仕事というより人生を今全力で駆け抜けているのがものすごく伝わってきます。
「私は今、こんなにも全力で生きているだろうか?」と自問自答さえしたくなりました。編集者というご職業柄、世の中にいかにして発信するかを考えられているとは思いますが、この一冊からは、表面的に取り繕ったものは一切感じません。もう、箕輪さんのハートの中から自然と溢れ出てきたものが綴られていて、でもそのフレーズ一つ一つが固定概念を覆されるほど衝撃的なので、最後読み終わるまで目が離せませんでした。


ここでちょっと私の話になりますが、
私は小学校時代をアメリカで過ごし、中高時代で帰国した際に逆に日本の文化に染まろうと必死になっていたせいか、「世間(日本)一般的な」思考・価値観がベースに根強くあることを自覚しています。
そんな私が社会人として働くようになり、いろんな出会いを通して「誰にどう見られようが、私はこの道を行く!」という芯が出来上がったおかげで、これまで自分の中の常識をたくさんぶち壊してきた経験があります。

例えば、社会人1年目、「まず3年」と言われてひたすら引き止めにあった会社の会長とやりあい、退職したこと。
価値観の偏りが激しい親戚の中で、例年の行事に一人だけ不参加の選択をしたこと。
高校からの大事な友人の結婚式と自分の将来に繋がる大事な予定が被ったときに、結婚式に行かずに自分の予定を優先したことなど、、、

このどれも、過去の私では「あり得ない」と思っていた選択を自分で自分にメスを入れて変えてきました。
そして、そんな過去にはあり得なかった選択をする私を見て、周囲からは「一体どうしちゃったの?」「おかしくなったんじゃない?」と心配され白い目で見られることもありました。
その反応を受けて、「本当にこれで良かったのかな」と少し不安になることもありましたが、「でもこう生きるって決めたしな」と自分で自分の立場を取り切った瞬間に、清々しい達成感のようなものが自分の中で芽生え、「もう誰も私を止めることはできない」という開放感、充足感で満たされる感覚もあったのです。

この感覚、同じ経験をされた方なら少なからず共感していただけると思うのですが、意外と癖になりませんか?
他人にどう見られるかをやめて、自分の人生を生き始めることになるので、とても自由です。

箕輪さんは、そんな他人があり得ないと言いそうな選択をたくさんかつ頻繁に選び実行される中で、ご自身の魂が震えるような自由・ドキドキ感・満足感を今もなお手にされ続けているんじゃないかな、とこの本を読みながら感じました。

最近、皆さんは心が震えるような選択をされましたか?
私は、この本を読んでもっとそういう体験をしようと決めました。何せ、「死ぬこと以外かすり傷」に過ぎないんですから!



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