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お通し料金 この不可解な価格

先日のニュースに、この居酒屋などでの「お通し料金」についての是非がアップされてました。
居酒屋など和食系統では「お通し」、ちょっと気取ったあるいはハイソなバーなどでは「チャージ」などと称して、店側から勝手に小鉢などを出しておいて、あとから料金を請求するという例のシステムのことです。

私は、このお通しもさることながら、それと同程度のレベルの低い「サービス料」についても非常に不可解であり、かねてから疑問に思っております。
このふたつの不愉快な料金設定については、いずれお客の側から問題が提起され、このようなネット上において論議されることを期待しておりました。
サービス料については、他のサイトで何度か書かせていただいてますので、今ここでは書きません。
この「お通し」なる不可解な料金設定についても、おそらくほとんどの方が不満に思ってはいるが口にしなかっただけでしょう。

およそ店側から一方的に出されたもの、お客の側からオーダーしてないものが提供された場合、常識的にはそれは店側からの無償の品であると解釈するのが普通であると思います。
お店からの好意の品であると受け止めるのが当たり前の人間ではないでしょうか? 
ところが、この「お通し」なる一品。
いや一品というにもおこがましい、場合によっては悲惨な出来合いの小鉢ものを勝手に出しておいて、それが一品として会計の時に計上されているなどありえない強引な商法であります。
今まで多くの人が疑問に思いながらも、黙っていただけだと思います。
ちょっとおかしいのではないですか? このシステム。

黙っていずに、そろそろ声を上げてもいいのではないでしょうか? 
この不可解かつ不愉快な料金制度。
まるで、当たり前のように横行している不条理。
もっとも、関西でいえば祇園や大阪の新地などの閉鎖的な商習慣が成り立っている街は例外でしょう。(これらの街には端から明細書などありません。) 
しかし、まったく普通の世間に展開している居酒屋、ましてやチェーン店などで一体、何がお通しなのかと言いたいです。
何らかの明快な根拠やスタンスがあって導入しているのでもなく、他店がやっているからという流れで何の考えもなく「お通し」を出しているのでしょう。

まともなサービスも提供できずに一人前にサービス料を巻き上げ、さらに「お通し」とはこれ如何に? 
お客を馬鹿にするのもいい加減にして欲しいものですね。

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