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ボルネオ1人鳥見旅④〜ボルネオでミニバスに乗るには

今回はボルネオで最も身近な公共交通手段であるミニバスの乗り方について解説します。Grabや流しのタクシーの方が楽で早く着きますが、やっぱり長距離の場合だと値段が高い…。そこで便利なのが、ボルネオの庶民の足であるミニバス。かなり安く長距離移動できるので、旅費を大きく節約できます。今回のボルネオ旅行を通して、ある程度乗り方が分かったので、今回はこのミニバスの乗り方について解説します!


ミニバスとは?

定員が10名ほどのワンボックスカーを使った公共交通機関です。一応路線バスもありますが、便数が少ないのでボルネオの公共交通機関と言ったらミニバスです。

ちなみにミニバスには時刻表がありません。ついでに路線図もありません。ある程度乗客が集まったら、運転手の気分で出発します。一応バス停的なものもありますが、それ以外の普通の道で乗客を乗せたり降ろしたりするので、バス停なんてあってないようなもの。ルート上であれば自分の好きな所で下ろしてもらえるので本当に楽です。

ミニバスの乗り方

ミニバスターミナルに行くと、沢山のミニバスが止まっています。オレンジ・紫・緑などの様々な色があり、色ごとに大まかな行き先が決まっています。ちなみにサンダカンからRainforest Discovery Centerのあるセピロックに行くミニバスはオレンジ色です。ただし、オレンジ色の車体のミニバスが全てセピロックに行くとは限らず、細かい行き先は助手席の窓ガラスに貼ってある番号を見て判断します。この辺は完全に初見殺しなので、地元の人に聞くしかありません。テキトーにそのへんにいる暇そうな人か、休憩しているミニバス運転手を捕まえて「〇〇行きたいんだけど、どこのミニバスに乗ったらいいの?」って尋ねましょう。英語が通じなかったら「行き先の地名+ミニバス」を連呼するだけで全然通じます。皆さん親切なので、丁寧に案内してくれますよ!
ミニバスに乗り込んで運転手に「〇〇で降ろしてね」と伝えましょう。

サンダカンのミニバスターミナルの様子

↓ここがサンダカンのミニバスターミナルです。

ちなみにサンダカンからキナバタンガンに行くミニバスもありました。頑張ればミニバス使ってキナバタンガン川のクルーズに参加できるかもしれません。次に東ボルネオに来たら、挑戦してみようと思います。

サンダカンのミニバスターミナルの様子
これがセピロック行きのミニバスです。

ミニバスの運賃

運賃は運転手に聞きましょう。地元の人は把握しているみたいですが、ネット上に全く情報が載ってないので、旅人が事前に運賃を知る術はありません。まあどれだけ乗っても、基本的に日本円で100円以下だと思ってください。また運賃を払うタイミングですが、これはいつでもOK!地元の人は降りる時に払う人が多かったですが、乗車時に払っても問題ありませんでした。注意点として、あまりに大きな紙幣は拒否されてしまうので、基本的に10RM紙幣(300円)以下で払いましょう!

ミニバスの座席

ミニバスで狙うべき座席は、ずばり助手席。後部座席は乗客の乗り降りの時に、いちいちミニバスの外に出なければなりません。また満員になったら、乗客の熱気で熱くなりますが、助手席だと常にクーラーの冷気が来て快適です。

運転はめっちゃ荒いです。一般道で平気で100km以上出すので、助手席に乗るとスリルを味わうことができます笑。

ちなみにターミナル以外から乗車するのは少し大変です。バス停で待つか、バス停が見つからなかったら、道端で流れのタクシーを拾う感覚でミニバスを止めます。でも満員だったらスルーされますし、わざわざ止めたミニバスの行き先が違った…なんてことも。とにかく根気が必要です。

僕はセピロック滞在中に風邪を引いたので、サンダカンの薬局までミニバスを使って薬を買いに行きました。他にもサンダカン周辺の観光でも使用しました。慣れれば本当に便利な移動手段ですよ〜

セピロックのオラウータンリハビリセンター前の駐車場もよくミニバスが来ます。
サンダカンの薬局にパブロン売ってました!
風邪を引いたので、薬局にあったそれっぽい薬を片っ端から購入。頭がボッーとしていて英語の説明書を読む気力が無かったので、テキトーに勘で大量に服用したら1日で治りました笑

ミニバスは本当に安くて便利です。ボルネオを訪れたら、ぜひとも使ってみてくださいね!

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