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【キャリア】転職は「勝ち筋の見えている船」に乗り込む

人生3度目の転職活動をしている。

改めて
これまで転職先として
選んできた会社は
「勝ち続けてきた船」
だったと思う。

言い換えると
「売上が伸びた」
会社だったのだが

会社の売上が伸びると
給料が上がり
役職にも付きやすく
職域が広がり
経験値も増える。
仲間も増えていって
面白いエピソードが溜まっていく。

これらまとめて
次の転職で強みになるから
やっぱり勝てる会社に入れた方が
絶対にいい。

そう思っているので
次の転職先も
勝てる船かどうか
そこは重要なポイントになるのだけど

ここで改めて
その条件というか
わたしなりの鼻の利かせ方を
言語化しておこうと思う。


✏️__________


初めての転職を振り返って


まずは時系列に具体を振り返ってみる。

1度目の転職は24歳の時
未経験から営業に転職するタイミング

軸としては
「ノウハウがしっかり自分に貯まるような仕事」

結果的に決め手となったのは
「うちは技術力で勝負する」
「人(社員)を大切にする」
というメッセージ(価値観)への共感と
そこに嘘がなさそうだったから

そして籍を置いて8年
採用してくれた支店長の元
どんどん売上が増えていったのだが

パワハラや無理な営業とは無縁だったし
努力すれば正当に評価された。

たぶんそれだけで
若手はみんな頑張ったし
勝手に良い雰囲気になって
競合に勝てる組織になったんだと思う。

ということで
「良い人がいた」
「ちゃんと良い人を選んだ」

っていう
判断基準が一見あやふやな
しかし基本的で汎用性のある目利きが
勝ち組選びのポイント・その1だったと思っている。


2度目の転職を振り返って


2度目の転職は30代前半。
東京のSaaSベンチャーを中心に探していたとき

軸としては
「社会に大きなインパクトを与える面白い仕事」

結果的に決め手になったのは
・ビジョンに共感できた
・ユーザーにとって魅力があった

これに尽きる。


例を挙げたい。

ラクスルは当初
・「稼働していない工場を再生する」というビジョンがあって
・ネットでデータ入稿すれば届くサービスは魅力的だった

メルカリは当初
・「スマホを通じて個人売買ができれば暮らしが豊かになる」というビジョンがあって
・当時はスマホアプリがなく、フリマアプリは斬新だった。

だいたいこんな感じで、
どちらも優れたビジョンと
明確な市場獲得方法、優位性があった

のだと思う。


たまに
「転職で失敗した」
という人の話を聞くと
その会社の優位性や
描いているビジョンが
ペラペラ
だったりする。


そして
もう一つ付け加えるなら
「なぜやるか」
まで共感できると
いいんだと思う。

経営者に対して
「なぜそれをやるのか?」
という質問は
投資家が最後までしつこく訊ねる
重要なテーマらしいのだけれど
従業員も納得できるまで
突っ込むべきだと思う。

そこが浅い経営者は
会社を私物化し
現場の問題に無頓着になり
組織が崩壊してくのだと
わたしは思っている。

立派なビジョンに騙されてはいけない。


✏️__________


ということで
二度の転職シーンを振り返ってみた。

まとめると
価値観や方向性が合っていて、明確な戦略があること
に集約される気がしていて
巷でよく言われる
「業界の成長性」は
実はそこまで関係なくて
その業界で優位性を取れるかが大事。

※ちなみに私は建設業界にいたのだが、けして成長産業ではないだろう。。。


ただそもそも論
本人の持ってるセンサーが
たいしたことがなければ
意味がない

センサーは鍛えることができて
エージェントをゴリゴリ利用したり
矛盾や疑問があったらガツガツ聞けばいい。

ちなみにわたしの場合
転職サイトはWantedlyがメインで
そこからコーポレートを見にいく。
あとはオープンワークやライトハウスなどの
掲示板も見ている。
(ネガティブ意見が多いので話半分くらいだが)

もっと言えば普段からYouTubeやポッドキャストで
興味のある業界の話は聞くようにしていて
そこでいいなと思える経営者がいたら
その会社をリストに入れる。

みたいなことをしている。


それから、
自分の実体験とリンクしていること
とても重要で
結局知らない業界や職種のことは
それが優位なのか希少なのかサスティナブルなのか
判断がつかないだろう。


自分が本気で困ったりしたことを
解決してくれるサービスなら
希少性が手に取るようにわかるし
自分が身近に使っていたサービスなら
優位性の判断がつけられる。

なので
基本的にはそういうサービスを扱っている会社に
入るのが良いんだろうと思う。


そう思うと、
普段からとりあえずやってみるのが大事で
ラクスルで名刺を刷ったことがあれば
その良さがわかるし
メルカリで不用品を売れば
そのありがたさがわかるだろう。


・・・


さて、いよいよ30代後半
市場からの評価が割れるお年頃なので
今回の転職活動は
これまでの自分の集大成だ。

もちろん
「売上が伸びた会社に在籍してました」
では何の意味もないので

そこで果たした役割を伝えて
使えるやつだなと思ってもらわないとね。


ということで、参考になれば。


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