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【保健師になる!】2月からの転職活動

年度末に向けて、そろそろ本格的に転職活動をしたいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

現役で働いている看護師や保健師が初めて転職を考える場合、目標を決めることがとても大切です。転職活動でやるべきことは自分が思っているよりもたくさんあるため、目標を一つ一つクリアしていくようにすると進めやすいです。

今回の記事では、保健師への転職のための具体的な目標ややるべきことを詳しく書いていきたいと思います。この記事を読むことで転職でやるべきことが具体的にイメージしやすくなります。

転職のプロセス

転職のプロセスにおいて、マイルストーン(重要な達成ポイントや段階)は以下のように考えられます。これらのマイルストーンは、転職を成功させるために達成すべき重要なステップ。

キャリア目標の明確化

転職の第一歩は、自分のキャリア目標を明確にすることです。

  • どの分野で働きたいか(母子、高齢者、産業保健)

  • どのような職場環境が理想か(保健センター、オフィス)

  • 収入や福利厚生の希望条件

を考えましょう。

一番ストレスになるのは人間関係です。どんな人間関係の中で働きたいかイメージしましょう。

私の場合は通勤時間もかなり大きなポイントになりました。片道電車1時間半からクルマ15分に変わった時の気持ちの軽さは忘れられません。

スキルの評価

自身のスキルや経験を自分で評価し、転職先で必要なスキルや資格があるかどうかを確認します。スキルを獲得するための計画を立てることも含まれます。

求人情報の収集

転職先として興味のある職場や企業の情報を収集し、求人情報を探します。

慣れないうちは情報収集にとても時間がかかり、面倒になることもあるでしょう。ただ、調べていくうちにコツがつかめてきます。インターネット検索、求人アプリ、キャリアサイトなどをしっかり活用しましょう。

履歴書と職務経歴書の作成

キャリア目標に合った履歴書と職務経歴書を作成します。これらの文書は、自己PRとなり、選考の際に重要な役割を果たします。できる時に書き進めておきましょう。

パソコンで作成すると修正しやすく、何度も使いまわせるので便利です。履歴書や職務経歴書も慣れが大切です。書いた内容にアドバイスをもらいたい場合、家族や友人にアドバイスを求めるのも良いでしょう。

知らない人のほうが気が楽であればココナラを使うと便利です。ココナラでは匿名での相談が可能で、頼みたい相手を自分で選ぶことができます。公開募集で「履歴書の添削をお願いします」と募集をかけてもいいでしょう。

面接の準備

面接のために、自己紹介や志望動機、職務経歴についての自己PRを準備します。準備の段階で、模擬面接や友人や家族によるフィードバックを受けることも役立ちます。

面接選考

応募した職場で面接や選考を受けます。面接で受ける質問は、少し調べればいくつも出てくるので、あらかじめ回答をイメージしておきましょう。

正直に答えることが就職先とのミスマッチを防ぐことにつながります。自分を少し良く見せる工夫は大切ですが、大きく見せる必要はありません。

選考試験や評価の段階に合格し、自分がやりたい仕事のオファーを受けることが最終的なゴールです。

オファーの受諾

「ぜひ入職してください」とオファーを受けたら、条件や契約内容を詳細に確認し、受け入れるかどうか判断します。

条件や契約内容は後から変えることが難しいです。また、勤務先の都合の良いように書かれていることがあるので注意しましょう。必要に応じて、給与や勤務条件の調整を行います。

自分の都合を前面に出すと印象を悪くすることがありますので、伝え方には充分に気をつけましょう。「ご迷惑をかけてはいけないため、確認させていただけると助かります。」のようなニュアンスで伝えられると良いでしょう。

退職手続き

転職先が確定したら、現在の職場での退職手続きを進めます。

退職するときに注意が必要なのは、職場から受けるいやがらせです。これは意外とあって、医療職に限らずかと思いますが、退職者が生じることで一時的に周りの業務が増えるため、上司や同僚から嫌がらせを受けるリスクがあります。

「大変な思いをした。メンタル的にもつらい。」

何らかの不満があって退職する場合でも「引き継ぎなんてしない」という考えはやめておくべきです。引き継ぎがいらない職種なら問題ありませんが、受ける側からすれば礼をもって説明してほしいのが本音でしょう。引き継ぎなく切り捨てることは、周りに最も迷惑をかけることになります。

ただ、引き継ぎをせずに転職する人も意外といます。1人に仕事を担当させることは避けるべきだと思ったことが何度かあります。自分が周りに支えられていたと全く思えない場合を除いて、引き継ぎは形だけでも行いましょう。

私がスタートアップベンチャーにいた頃、同じチームで上司が急に来なくなるパターンを二度ほど経験しましたが、それは彼らが逃げる方法だったのかもしれません。10年以上働いているのにそんなことになる職場もどうかと思いましたが、1人目は業務負担ストレス(上からの適切なフォローがなく「自分がいなくなって困ればいい」というスタンス)、2人目は1人目の引き継ぎがなかったことによる精神的負担でしばらく「家族の具合が悪い」と嘘をついて休んでいたそうです。

そんな職場で明るく素直な気持ちで働けるわけもなく、私もフェードアウトの決断をしたのでした。小さな職場ではそんなこともあります。


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