書きたいことはあるけれど、語りたい事が見つからない

 タイトルが何ともしっくりこない表現ですが、noteと音声配信の話を書いていこうと思う。

 私は「太一の音楽雑談」という音楽番組をRECに投稿しているのだが、このFM.LIMEのnoteでも音楽コラム、エッセイの執筆を行っている。つまり、やっている事が文字なのか、音声なのかという違いでやっている事がほとんど同じなのである。

 しかし、こうして文字にする方が音楽的な話というのは結構書けるもので、音声配信で語ろうとすると、私ルールで配信時間を決めているからか、実を言うと話す内容を話しきれないのでは?或いは尺が余りすぎるのでは?という事を考えてしまうと、結構テーマ選びが難しかったり。

 ここで最近有料記事化を目指して執筆しているミックステクニック系のものを「太一の音楽雑談」でやろうものなら、私の大嫌いな副業垢系の配信に成り下がってしまう恐れがあるので、テーマ選びも重要なのである。

 意地でも絶対「太一の音楽雑談」で「はい!今日は音を大きくする為の3つの方法を~」というような入り方で喋りたくない。この番組はあくまでも音楽をテーマとした雑談を行う為の番組であり、学びを与える為の番組では無い。たまーに、本当にたまーに、そしてほんの少しだけ参考になる程度のテーマを扱う事はある。

 そもそも、作曲やミックスはトークを聴くだけでは100%身に付かない。知識ですら。ちゃんと機材を触って、書籍やらnoteやらをちゃんと読んで知識を身に着ける形をとりつつ、試行錯誤をしなければならないので、副業垢のような「何とかの方法」とやらでは100%上達することは出来ない。だから絶対私はテクニック、ハック系のトークは意地でも行いたくないのである。

 と、いうような事を考えていると、こうして書きたいことはあるので、文章であれば筆が簡単に進むのだが、語る側になると思いの外実はネタが無くて、結構実をいうとネタを探すのが苦労している次第である。何より、こちらで書いた事をまた音声配信として語っても....という気持ちにもなるし、音声配信で語った事を、わざわざここで書いてもなぁ....みたいな事を考えてしまう。

 「太一の音楽雑談」は「ライムオーシャントークショー」そして「limetune」という音楽番組に次いで、何とかレギュラー化をさせる事が出来た番組なので、出来るだけ続けていきたいと考えている。せめて年内は。

 アイデアが浮かべば番組のテコ入れも考えてみたい。特にスペシャルもやっていなければ、ゲストも招待したことのない番組なので、何か挑戦してみる事も、逆にこの番組に関しては徹底していつものスタイルのままで行くか。とりあえず様子見してみたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?