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(精神科)小児医療に注力して(訪問看護ステーションあやめ秦野のお話)

 こんにちはブログ担当です
 今回は訪問看護ステーションあやめ秦野の管理者、職員さん(以下『秦』)にお話しいただきました
(精神科)小児医療に注力しているとのことですので、そのお話を伺いました

小児医療に注力するのは自身の経験から

―――精神科の訪問看護を得意分野としている当社ですが、小児医療にも注力されるきっかけは何からでしょうか?———

秦「きっかけは職員自身の子育て経験からでした。
【障がい等ある子供を育てた経験からこども医療に対して何か協力できないか、訪問看護でそういった方々の力になれたら】
といったことがきっかけでした

 小児専門の精神科病院もありましたので、そういったところの伺わせていただいたところがはじまりでした。足を運んだり、お手紙等でやりとりをさせていただきました。
 それがきっかけになり、病院さんが主催される講演会に参加さえていただく機会ができました。
 講演会に参加させていただくと、症状をもつお子さんのお母様から
『もっと相談したい、お話しできる場所が欲しい』
といった声が聞くことが出来ました」

小児科訪問看護での試行錯誤

―――講演会等に参加されることで訪問看護利用希望される方はたくさんいらっしゃったのでしょうか?———

秦「現在、小児医療で訪問させていただいている方は8名ほどいらっしゃいます。
 ありがたいことにあやめ秦野を信頼頂き、紹介くださる病院さんもいらっしゃいます。
 SOSを出したくても出し方や出す場所が分からないといったご家族のリアル目線での視野を大切に、また、スタッフ間で話し合いながらパンフレットも作成させていただいたことも利用いただくきっかけのひとつになったと思います。」

訪問看護ステーションあやめ秦野のパンフレット①
訪問看護ステーションあやめ秦野のパンフレット2

―――実際に(精神科)小児医療で訪問することで気づいたことなどありますか?———

秦「訪問対象者は子供当人であるが、ご家族様(両親)と当人が求めているものが違うという点です。
 またそこに事業所として症状を改善いただくために
「こういった対応が良いのではないか」
というものが加わるので3つの視点がでてきます。
 それぞれの立場を考えて訪問看護が必要だという点に気づかされました。」

―――訪問看護の対象は患者本人であるが、ご家族様の要望も強く出てくるということでしょうか?———

秦「訪問看護においてもご家族様の要望といったものはありますが、小児医療になると【子育て】というものが関わってきますので、その面はより強く出てくるのではないかと感じています。
 ご本人様だけでなくご家族様の要望も伺いながら、訪問看護としてお手伝いをさせていただく。
 訪問サービス内容についてはもちろん事業所内で情報共有しながら取り組んでいますが、日々模索している段階でもあります」

訪問看護ステーションあやめ秦野の強み

———あやめ秦野の強みを聞かせてください―――

秦「全ての年齢層の方を対象に寄り添い、利用者様のニーズを的確に把握し、利用者様とその家族様を幸せにする訪問看護を日々実践しております。

 中でも発達障害を持っていたり、不登校経験のある子供を持つスタッフが在籍する強みを活かして、子育て経験をスキルとして活用した小児への訪問に力を入れております。

 あやめの訪問を必要としているお子様やご家族様にひと目見て気に入っていただけるよう、見た目の柔らかい雰囲気を大切にしています
 ハードルの高い精神科受診に関しても言及し、皆様の笑顔を増やすためには必要であることをお伝えしております。

 日々の営業活動の成果が出て、徐々にご利用者様が増えてきております。 嬉しいことにほぼ全てのご利用者様やご家族様から「あやめさんに来てもらえてよかった!」と言って頂けるようになっていて、私達も働き甲斐を感じている所であります。

 今後もより一層利用者様とご家族様にご満足頂けるようなステーションを目指して一同で精進して参ります。

訪問看護ステーションあやめ秦野(連絡先等)

訪問看護ステーションあやめ秦野
〒257-0046 神奈川県秦野市ひばりケ丘9-7 川口店舗2
Tel:0463-83-4200
Fax:0463-83-4155

※ 精神科、訪問看護等につきましてお気軽にご相談ください