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置いていかれたと思ってたけど、親友は親友のままだった

高校時代の同級生の親友、高校時代にSNSで繋がった愛坊。
2人ともボクと同い年で沢山の時間を共に過ごした。

そんな2人は気付いたら結婚をし、子どもが生まれた。

置いていかれたような寂しさをたまにふと感じることがある。
あんなにも一緒にいたのに、会う時間も減るなあなんて思ったりもした。

平成の終わり間近に、約1年振りに親友と会った。

全然久しぶりな気がしないから普通に
「お、お待たせ。」
とか言って合流して、2人でランチを食べた。
昔はこんなことしたね、あんなことしたね、そういえばアレさ…
なんて話が尽きることはない。

そして子どもが待つ新しい親友の家へ。

結婚してから会うのは初めてな親友の相方さんと
本当に初めて会う親友の子どもに会ってきた。

感動したね。

めちゃくちゃ可愛いの極みだし、
まだ9ヶ月なのに愛想笑いもできる、
社会適応能力高すぎかよってね。

相方さんは本当に親友を愛しているのだろうか、
なんて考えてたこともあるけど(笑)、
親友への気遣いや、子どもへの気遣いを見て、
「(心配することは何もないな…)」って。

なんだろう、
「素敵な人に出会えたね、本当に良かったね」
って心からそう思えた。

長居しちゃったからそろそろ帰ろうかなってとき、
「今日は本当にありがとうございました。」
と相方さん。

「こちらこそありがとうございました!」
と言い、親友と一緒に家を出る。

時間は19時を回ったところだ。

親友「あ、相方さんがふのくんが大丈夫だったらご飯食べてきたら?って言っていたんだけど、時間大丈夫?」
ボク「全然大丈夫だよー」
親友「なんか駅前にある焼き鳥屋さんが美味しいから空いてたら行きなーって言われたー!」
ボク「相方さん良い人過ぎかよ???親友と結婚してくれてありがとうって言えてないんですけど???(発狂)」
親友「(爆笑)」

地元では人気繁盛店で普段は予約してないと入れないらしい
焼き鳥屋さんに奇跡的に入ることができ、
どこどこに行ったときに焼き鳥食べたねー
なんて会話をしながら美味しく食べてバイバイをした。

良い意味で変わることのない親友に会えて、
相方さんの前でも子どもの前でもいつもの親友で。

"親友はこの先も変わらず、親友らしく生きて欲しい"

ボクはいつでも親友に手を差し伸べることのできる存在でいたい。


fn

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