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最新の結婚の形?!モソ族女系家族、通い婚

日本人にとって結婚の形は
結婚して、夫婦と子どもの核家族
旦那、または自分の親と3世代同居
子どもがいない夫婦
事実婚

何にせよ、夫婦は同居の義務がありますよね。

でも、モソ族は全く違う。

基本的に女系家族で
家、財産は娘が相続する
お婆さんを中心として、その娘たち、その子どもたち
が一緒に暮らす。

男はというと
未婚であれば実家に暮らす。

そして、ここが最大の特徴

結婚してからも実家に暮らす。

妻とは一緒に暮らさないのです。
妻のところには夜行くだけ。

朝になると自分の実家に帰っていくのです。

要するに
女は旦那の面倒を見なくていい。
男は妻子を養わなくていい。

家族を養うのは、女です。
一家を切り盛りするのも女。

女は仕事、家事、子育て、畑仕事(基本自給自足)、すべてやる。
でも、それを一人でやっているのではなくて

大家族の女たちがみんなでやる。
助け合える女がいっぱいいる。

女たちも、子どもたちも話し相手、遊び相手が家の中にたくさんいるので
全然孤独じゃない。

住む家も大きくて、食べ物も野菜が豊富でおいしそうでした。

女同士、にぎやかで、平和で穏やかで楽しそうな暮らしっぷり。

そして、夜になると自分の部屋に旦那がやってくる!

「モソの男は最高だよ、あくせく働くなくていからね」と
イケメンの男性が言っていました。

モソの男は、アートとかに携わったりしてて、それから
美形が多いといわれています。

このような社会では女に選ばれる要素が
外見とか、性格になってくるからでしょうか。

美形で性格のいい男の遺伝子が勝ち残っていく、
ということかもしれませんね。

男女の出会いの場は、夜のダンスパーティーみたいなイベントです。
若い男女がおしゃれしていきます。

女の子の服(民族衣装)がとてもカラフルでおしゃれ!!!

気に入った男子がいれば
踊っている最中に相手の手を3回人差し指で
くすぐるというかなぞるというか

3回タッチするそうです。

なんと楽しそうではありませんか。

で、デートするようになって
デートの待ち合わせは、村にある橋の上。

湖でボートに乗る、がお決まりのデートコース。
ボートの上で二人だけの時間。ワクワクドキドキですね。

で、気が合えば通婚が始まる。
好きじゃなくなったら別れるとのこと。

でも、四六時中顔を合わせてないから、ケンカもしないし
別れることもあんまりないようです。

別れたとしても、また次、という感じでした。

恋愛に自由感が溢れている印象を受けました。

家族の中に「父親」の影がほとんどない感じです。
子どもにとって「父親」の意味、存在が
全く違う概念なんじゃないかな。

自立してて颯爽とした女(美形多し)
穏やかで優しい男(美形多し)が自由に恋愛する

ゴッドマザーとして暮らすおばあちゃん

子どもたちは、大家族の中で守られ
遊び相手、話し相手いっぱいの中で育っていく

女の子はある程度大人になったら(高校生くらい?)
自分の部屋を与えられ、夜になったら彼氏がきていい

男は一生実家暮らしでのんびり暮らす

もちろんいろいろ苦労があるのだろうけれど
孤独で不幸な人がいない社会、に見えました。

日本には「結婚しなければ子供を産んではいけない」という
考えが根強いです。

それでもって女が経済力を持つようになったので
結婚するしないは選択できます。自分で食べていけるからね。
生きていくための結婚ではないから。

離婚というのも大きなリスクです。
精神的ダメージ、子どもへの影響を考えると
簡単に別れられるものでもありません。

モソ族が理想だとか、いい、悪い、とかではなくて
恋愛や結婚、出産がもっと自由であってもいいのではないか、
と考えさせられました。


自分にとって「正しい人」を選べば、幸せを築いていけます。


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