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国際結婚の嫁姑問題はこれで解決!

私たちはオーストラリア人と日本人の国際結婚した夫婦です。
国際結婚すると絶対関わらなければいけないのはパートナーの両親。

異文化な部分に触れて傷ついたり、驚いたりした経験があるかと思います。
私もかつて義母の言動に驚き泣いてしまったこともあります。義父に関しては会話すらしてなかったです。

その前に私の英語力の問題もあります。
私の英語力は義両親に初めて出会った当初は中1レベルです。今現在は中2くらいにはなかったかな?
私の場合オーストラリアに住むつもりでもなかったし、今現在も英語を頑張りたいと思うほど、この国に魅力を感じてはいません。
旦那も日常会話は日本語を話すことを望んでいたので、成長すら出来なかったんですね。あと、引きこもりでしたし笑

この英語力で、今じゃ「日本に息子だけ帰国させて、嫁ちゃんはここにいなさい」とまで言われるようになりました。

でも、この発言をもらえるまで、4年以上努力したんですよ😭

仲良くなる前の義父母と私の雰囲気は、こんな感じでした。
・私に話しかけない
・信用されてないのか掃除を全て任せてもらいえない
(私の見てないところで、掃除をやり直してる)
・料理を作れば〇〇が足りないなどと言われる
・義父は二人っきりになっても話さない。
・いない者扱い

こんな感じでも私は当時こう思っていました。
「英語できないから仕方ないか〜」って感じでした。

この時期は義両親と同居の時期でしたが、次に旦那と二人暮らしした時に私が行っていたのはこれ↓
・うちは2週に1回義実家でご飯を食べるのですが、その時のデザートは私が作る。
ここで重要なのは買うのではなく作る。それだけ話が広がる可能性がある。
(インスタントで作るプリンに生クリーム絞ってさくらんぼ乗せるだけとかでも、全然OK)
・食事は私たちが作っても義両親が作っても、食事の後片付けを進んでやる
(食器洗いとか、食器拭いたりとか)
・言葉以外の動けることは指示待ちせずに自ら動く
・自分がしたこと(デザート作るとか)のアピールは絶対しない。相手がしたこと(食事作りとか)には大袈裟なくらい感謝を伝える。


この時点で、旦那いわく「嫁ちゃんっていい子よね〜」って感じにはなってたそう。でも、いい子なだけで信用までは辿り着けてないわけです。

とりあえずいい子止まりの私ですが、ここに至るまで見た目でも気をつけていたことがあります。
・露出をしない
・義父母、旦那だけの時はノーメイク
・とりあえず冴えない感じを演出

もちろん旦那とデートとかになるとばっちりメイクしていましたが、義父母がいる場合はミニスカートなんかは履かずにいました。
これを読んでる人は「好きな格好していいじゃない!」そう思うでしょう?
でもね、想像してみて、自分のお母さんに髪の毛金髪で、服にダメージがあって、ピアスが空いた男性を連れてきたら、あなたのお母さんは「素敵な彼氏さんね!」なんて言いますか?きっとあなたのお母さんは一度は眉間にシワを寄せてしまうと思います。
そう!私は当たり障りのない冴えない感じ、でも女性らしい。そんな見た目で義両親の前に現れていたので、英語が話せなくても、見た目で拒否されることはなかったんです。

見た目からのマイナスだと、挽回に時間がかかりますからね。
後に私が冴えない感じを醸し出しすぎて、義母に服を選んでもらって服を買ってもらうこともありました笑

さて、最終段階です。また義両親との同居!
私たちは日本に完全帰国することになったので、また義両親との同居が始まりました。
今現在、義両親から私はこう言われています。
「息子だけ日本に行かせて、嫁は行かせない」
「日本人だけど本当に俺の娘になった」
と言われました。
こうなるまで私が行ったことはこれです。

・言葉わからなくてもとりあえず笑顔で相槌
・朝起きたら絶対「おはよう」寝る時は顔を見て笑顔で「おやすみ」
・義母が綺麗好きなので、毎朝掃除機
・部屋の全部のゴミ箱のゴミを回収して捨てる
・義父のお買い物に用事がなくてもついていく
・食事の担当を週に1度でもいいから代わる
・義両親の意見に断固反対みたいな姿勢は見せない
(反対の意見があっても笑顔でかわす)
・多くを語らない。

一番重要なのは、『旦那が妻の味方になること
いくら血縁と言っても親の味方には付かない。
血縁者の絶縁って難しいし、絶縁って言ってもなかなかできないの。
でもね?結婚相手は本当に無理って思ったら他人になることが結構簡単にできちゃう。それを繋ぎ止めるには絆と愛情しかないから。
いつだって相手の味方にならなきゃ。

味方になる立場なら、
否定しない」「気持ちの理解」「共感」「自分が矢面に立つ

親にはこう思われる方が楽です。
「うちの息子(娘)はわがままで嫁ちゃん(旦那くん)が振り回されてるわ〜。本当にあの子はいい子!」
親にはこう思われる方が絶対いい家族関係が続きます。

血縁の息子(娘)にはガミガミ言えても、後から入ってきた他人には簡単にガミガミ言えないし。もし言えてもそれが大きな溝になります。

親からどう見えるのか、どう見せたいのか二人でじっくり話す必要があります。
俺(私)の親はそんなじゃないから」その言葉、絶対言わないでください。
あなたにとってはいい親見えても、他人からは違うように見えるんです。

もし、義両親と関わることが増えるなら、旦那(嫁)がそんな感じで義両親とあなたの間に立ってくれるのかじっくり観察しましょう。

ここまで書いてきましたが、結局は気に入られる可能性を上げることはできますが、人は色んな人がいろんな環境で育ってきたので、それぞれ性格も違えば、元々の性格もあります。

配偶者と相性がいいからと言って、義両親との相性もいいかって言ったら別の問題です。

一番は出会った二人が仲良く過ごすことが大切なことなので、どう頑張っても義両親とうまく行かないという場合はできるだけ距離を取ることを二人で話し合いましょう。
二人の気持ち、理解を深めると、最善策でなくとも、何かしら二人の妥協点が見えてくると思います。

義両親VS自分ではなく、旦那と私で考えるという意識を大切にしていきましょう。

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