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投資・消費・浪費について考えてみた

少し古い内容の本なので、どこまで現在に通用するかは分かりませんが、「いますぐ妻を社長にしなさい」と合わせて一気に読んでみました。

個人的な結論としては、制度を上手く活用して資産を増やす考え方には凄く納得感があった一方で、そもそも家族自身に投資の価値観がなく、かつ消費というより浪費癖の方が強かったり、事業をやる情熱や覚悟が無かった場合、まずは社長にする相手を選び直すことから始めないと、ビジネスプランすら描けないとも読み取れました。著者の場合、本当に運が良かっただけだと思います。

一方、自分は常日頃、新しい人と新しいことを考えるために必要なお金を、投資のつもりで使っていますが、当然共感が得られないなど、当たり外れも多いので、第3者から見ればただの浪費に見えてしまう部分もあると、反省点に気づくことも出来ました。

この本によれば、
・投資とは、他人の役に立つことにお金を使うこと。
・消費とは、自分のためにお金を使うこと。
・浪費とは、誰の役にも立たないことにお金を使うこと。
と定義されています。

そして投資の概念を深掘りすると、
自分の手許から一旦離れて、他人のもとで、他人の役に立つ働きをして、しばらく経ってから再び自分の元に帰ってくる。
と書かれていました。

今回一つ学んだこととして、自分が投資のつもりでお金を使ってきた領域も、脈が無いのであればさっさと引き上げる、あるいは期間を決めて成果が出なければ違う領域にピボットすることを、もっとスピード感を持って実践しなければいけないと感じました。


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