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4つの資本の循環 ~順番の勘違い~

沖縄は不安定な天気が続いています。水不足なので恵のあめでもあるので、雨を楽しみます。観光客の皆さんにはちょっと残念ですが。観光でいうとVoicyで佐々木俊尚さんの4月7日のエントリーが、おじさん世代にはそうだよなというものでした。本物といいますか、安売りしない、地元人の目線を訪問した場所で感じるといいよねと、共感できたので別に機会に。初めて聞いたけど、アンダーツーリズム。


今回は、こっちメイン。時間資本、人的資本、社会資本、金融資本という4つの資本でキャリアデザインを考えようという非常に明解なロジックに触れたので、自分なりに考えたことをまとめてみます。

山口周さんのnote エントリー

好きな作家のひとりである、山口周さんのnoteで「キャリアというゲームの構造原理について」という4月6日の投稿がジブン株式会社を考えている自分に刺さりました。いわくキャリアというのは

時間資本を用いて人的資本を生み出し、人的資本によって社会資本を生み出し、社会資本によって金融資本を生み出すという、超長期にわたる投資の連鎖

山口周note:キャリアというゲームの構造原理について
山口周note:キャリアというゲームの構造原理について

この4つの資本の関係性、順番があるということが大きな築きでした。あとからも触れますが、ビジネス上のスキルを身につけるて、年収アップやキャリアを上げていくことが比例関係またはリニアな関係があるという漠然としたイメージが、社会資本が大切という視点が、なるほどと腑に落ちました。

木下さんのVoicy

この山口周さんのエントリーを受けて、木下さんはVoicyで解説してくれました。だれにでも平等にもつ時間という資本が最も重要で、何に時間を使ってきたか、これから何に使うべきかを考えるきっかけをもらいました。

また、何を言うかよりも、誰が言うか、まさに信用や評判、認知度、社会的ステータスなど可視化されずらい社会資本というものを、組織内でまたは社会において獲得していくことの大切さを解説いただきました。
スキルを身につける、知識を身につけ、人的資本の価値を上げることと同時に社会資本の獲得、金融資本へ結びつけるアウトプットのイメージも大切。ただ漠然と学ぶのでなく、マネタイズや出口を意識した学びのデザインをあらためて考え直し、そこに行くためには、ワンクッション、社会資本をきづくこと。

【プレミアム限定】[ジブン株式会社経営のすゝめ : 12]4つの資本サイクルを理解しよう!! (2024/4/7 #1115

人的資本と金融資本が直線的でない

スキルを身につけると、給料アップなどという単純なものでなく、社会資本が大切である。ここがパンチライン。山口周さん曰く

人的資本には上限があるが社会資本には上限がない

そして、ずばり

金融資本を生み出すのは人的資本ではなく社会資本であり、人的資本と社会資本の関係には極端な非対称性がある

山口周note:キャリアというゲームの構造原理について


繰り返しになるが、社会資本には上限がなく、金融資本を生み出すのは社会資本。

それでは、社会資本を自分の中に蓄積するにはどうしたらいいのか。木下さんがよく言う、インビジブルアセット(Invisivle asset)目に見えない資産の獲得は地道な努力であり、日々の積み重ねだろう。関係性の中で構築され、他者目線というものが基礎になるので。
信用・信頼・評判・評価
これらは、自分が何らかの発信をしない限りついてこないので、商品やサービス、考え方など伝える努力と認知の獲得を、積み重ねによってとっていく。

キャリアにおいての社会資本の重要性

自分の作り出す商品・サービスのブラッシュアップはもちろんであるが、ブランド論にも通じる、信用や信頼を獲得するための努力。今いる場所での社会資本の獲得もそうであるが、次のステージ、特にジブン株式会社の視点から、どう動くか。再再度、山口周さんの言葉を借りると・・
(有料部分なので引用は避けて、末吉の言葉でまとめると)

どこで、時間を使うか、筋のいいプロジェクトを意識的に選び、プレゼンする相手や作業する仲間を選択する。
キャリアアップを考えるなら、影響力のある人や場を選ぶ力がポイント。つまりどのコミュニティで時間を過ごすかが重要である。

現在は、オンラインの学びやコミュニティが充実しているので、チーム戦が大切ということ。そこからの社会資本の方がインパクトが大きくなる。特に地方で暮らす人にとっては、オンラインで繋がれること、見つかることがポイントになりそう。

これからの時間資本の投下場所

まとめると、時間の使い方がとてもクリティカルで、どこで、誰と学ぶか、または仕事するかが、私のようなセカンドキャリアを築きたいものにとっては、若い人以上に重要。

ついつい、日常の雑務に流されがちだが、日々可処分時間の配分を見直しながら、生産性の向上、時短、アウトソーシング、デジタルツールの活用など心がけていく。

人付き合いが多く、飲み会の時間を減らさないといけないわけだが、二次会には行かないと、宣言しておこうw。

やんばる時節

お天気いまいちなのですが、先週平日にもかかわらず、お誘いいただいたので、皆さんがお仕事している間に、おもいっきりリフレッシュしてきました。

今帰仁村の村民の浜。うしろに古宇利島が映っているけど、橋は見えないかな。どこに時間を使うかという視点では、遊んで無駄にも見えるが、人生楽しくということで、メリハリ。

SUP手軽で楽しいです。やんばるにお越しの際は、ぜひ!

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