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ブルーオーシャン戦略~ユニークポジションをとれるか~個人の生き方と地方の話

最近、タイトルが説明調でながいなぁと思いつつ、思い付きと勢いで書かないと後回しにすると、ズルズルとなるので、結論をほぼ含んだタイトルで。
結論は、これからの個人の生き方も、地方活性化も、オリジナルで他との差別化を意識しないといけないよね。なぜならば、

  1. レッドオーシャンでは、すぐまねされるし大手資本がやってくるので

  2. AIであれ、ロボットであれ、代替される商品・サービスが一定数あるので

  3. 時間は正直。人も街も歳をとる。時間を味方につけないといけないので

ということで、3つ無理くりひねり出したので、それぞれメモしてみる。


レッドーオーシャンではなくブルーオーシャンで

まず、言葉の定義をすると、競争が厳しい市場のこと。

レッドオーシャンとは、競争相手が市場に非常に多く、競争が激化している状態を指します。
多くのライバル企業が血で血を洗うような、激しい戦いを市場(海)の中で繰り広げていることから、レッドオーシャン(赤い海)と呼ばれています。

このレッドオーシャン市場で競合企業と戦い、生き残っていくための戦略が「レッドオーシャン戦略」です。レッドオーシャン戦略は、多くのライバル企業との競争に勝ち残って、ライバル企業のシェアや利益を奪い取っていくための企業戦略とも言えます

M&Aマガジン
https://www.nihon-ma.co.jp/columns/2022/x20221216/

中小企業や個人事業主または地方、いわゆる相対的に資本関係上で弱者と呼ばれる我々は、厳しい競争環境で戦う、体力(資本力、マンパワー)が小さいので、ここで戦うのは結構厳しいよね。
いくら独自サービス・製品を作っても、市場でシェアを取る、取り続けるには難しい戦いになる。

一方で、ブルーオーシャン戦略は、従来存在しなかったまったく新しい市場を生み出すことで、新領域に事業を展開していく戦略で、私のような弱者のポジショニングの在り方を指す。

一方、ブルーオーシャンとは、市場に競合相手がほとんどいない状態を指します。ライバル企業が存在せず、晴天の海のように見えることからブルーオーシャン(青い海)と呼ばれています。

まだ誰も開拓していない市場を切り開いて参入したり、既存の市場において、これまでと全く異なる新たな付加価値を顧客に提供する戦略を「ブルーオーシャン戦略」と言います。

M&Aマガジン
https://www.nihon-ma.co.jp/columns/2022/x20221216/

ニッチ戦略とも重なるのかなと思い、ついでにニッチ戦略もググってみた。
既存市場の隙間をねらっていくことで、独自性を発揮する。

ニッチ戦略のニッチとは「隙間」という意味です。既存市場の隙間に存在する、競合相手のいない特定領域の市場に集中することで、独占的にシェアを獲得していく戦略を指します。

隙間といっても、小さいものとは限りません。大きなニーズがありながら、どこも開拓に乗り出していない市場はまだ数多く眠っているといわれています。

ニッチ戦略は、大企業が参入している市場に、同じ製品やサービスを投入しても厳しい競争を強いられることが目に見えている場合に採用されます。真っ向勝負を挑んでも勝ち目のない競争を避け、新たな市場で独占的に利益を上げていく、実に賢く堅実な戦略といえるでしょう。

https://www.shopowner-support.net/glossary/niche-strategy-marketing/niche-differentiation/

ここに、差別化戦略とニッチ戦略の違いもあったので、ブルーオーシャンからどんどん離れていくが、メモ程度に貼っておく。
両者の違いは「市場に同じような製品やサービスがあるかないか」という点で、弱者として、ニッチ戦略で切り込み、さらに差別化要素を強化していくという理解した。

https://www.shopowner-support.net/glossary/niche-strategy-marketing/niche-differentiation/

代替性および新規参入は遅かれ早かれ

競合商品、競合地域、自分と同じポジションにいる同僚や同業他社、その他競うべき相手が必ずいるが、なんらかの優位性をもつことで買い手に選らんんでもらう。ライバルの多い環境では、価格優位性、商品クウォリティ、顧客フォローその他含めた総合点によって決まる相対的なポジションなので、ブルーオーシャンで勝負したほうがいいよねということ。短期決戦なら売り切り、逃げ切りもあるかもしれないが、個人のキャリアや地域の活力維持などはやはり、長距離走のように、持続していくことが大切なので、お客さんから選ばれ続けるためにも、差別化した何かをどう持つかが大切で、常にそこは意識していかないといけない。
また、継続すると同時に常にアップデートして、変化していくこともたいせつなんだと感じる。

時間を味方につける

限られたリソースをどう使うが大切だが、時間を味方につけるのは2つ意味があると考える。

  1. これまでの歴史文化(地域資源)を活かして時間を使う(過去)

  2. 資産となるものに時間と労力を使う(未来)

これまでの歴史文化(地域資源)を活かして時間を使う(過去)
積み重ねた時間は、競合他社が入り込むことはできないので、地域または個人の独自性・ユニークさをベースにした、商品・サービスがポイントではないか。足元の深掘りすることで、そこに新たな切り口やそれぞれのアレンジをすることで、ブルーオーシャンとなった市場を切り開く、またはレッド男シャン化している市場での差別化を図り、独自の市場をつくれたらいいなと思う。

資産となるものに時間と労力を使う(未来)
仕事でも、個人でも、可処分時間は有限であるので、フローではなくストックの考えが方が大切じゃないだろうかという仮説。
勉強する、読書する、セミナーに参加するなどのインプット系は自分の知識や体験となって、蓄積されていく。地域での活動にも生かされていくだろうし、システム化して人材育成などの取り組みにできれば、エリアとしてのストックにもなっていく。
資産となるのか、ならないのかは、曖昧な部分もある。一見、無駄な行動に見えても、時間がたてば、あの時の経験があるから・・という場合もあるので。大切なのは、より資産となる可能性の高いもの、自分の成長、学びになる時間の使い方を意識していくことが大切。

まとめ

ブルーオーシャン戦略をとって、他人とは違う、他の地域とは違う生き方、地方創生の方策というものを常に意識していくことが大切である。
組織で働いていたり、地域の様々なプロジェクトも横並びや前例主義、または会社や地域の独自ルールの小さな物差しで、言われたことだけをやっていると、自分らしさやその地域いらしさが失われていく。
ノウハウや成功事例ばかりを追いかけると、麻痺してしまう感覚があることを自覚的になり、ブルーオーシャンな市場をどう作るかという意識で、いくつかの領域をかけ合わせて、ジブン株式会社のポジションを固めていく。

今日のテーマは、いつもの木下斉さんのVoicyの放送聴いて書きました。


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