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職場のストレス 上司と話し合うか転職するか⁈生産性でベストを考えてみた #1

この動画は現在の職場で人間関係のストレスを抱えていて転職をしたいと考えている方にみていただきたいです。

今回の内容は、現在あなたの職場の上司が仮に「アホ」だったとして、あくまで仮定の話ですよ。

アホな上司と仕事することでストレスがたまりまくったら、対アホな上司と「話し合う」「戦う」「転職する」「何もしない」の4つのリアクションが考えられます。

が、どれが一番生産性が高いかを一緒に検証してみたいと考えております。

結論は転職が一番生産性が高いです。

以前アップした動画で転職理由のぶっちぎりの1位は理想の上司がいないなどの「職場の人間関係」のストレスであることを伝えました。

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Googleさんの調査によると

「従業員が会社を辞めるのには3つの理由がある」という基本認識で、

1)会社のミッションと自分の仕事との関連性が見えない。自分の仕事が大事だと感じられない。
2)職場の人間を好きになれない、尊敬できない。
3)上司がひどい。

特にやばいのが3)上司がひどいだそうです。

■生産性で4つのリアクションを考える

先程のリアクションを4つのFで分類しました

4つのFとは
**Face ** フェイス(上司と向き合う)
話し合うということです。

Fight ファイト(上司と戦う)
ハラスメントとして訴える。仲間を集める。

Flight フライト(転職する)
逃げると訳されますが、ここでは転職

Freeze フリーズ(固まる)
何もせず、ひたすら耐え忍ぶとらいうことです。

そして今回は、あなたの職場の上司との対応で、この4つのレスポンスでどれが一番ストレスを減らせるかを合理的に検討してみたいと思います。

そして合理的に判断する基準は「生産性」とします。

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生産性とは アウトプット(得られた成果)÷インプット(投入した時間・労力・原材料・設備など)のことです。

いかにインプットが小さく、アウトプットが大きくなるかが大事です。

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理想は右上のアウトプット大・インプット小が極めて生産性が高いです。

では、これから4つのFをそれぞれ解説します。

●Face  上司と話し合う

話し合うと言ってもただ漠然とダラダラ話し合うのではなく、できれば論点を整理してリスト化して、課題点を互いに理解し合える状態のことです。

さてこのFACEについての生産性ですが、一見建設的ですけど。実際にはどうでしょうか

図にするとココです。

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アウトプット
理想は上司が自分の考えを改めて、労働環境の改善に務める。可能性だけで言ったらアウトプットは大きいですね。

インプット
対話スキル

しかし話し合うためには、「対話のスキル」の向上が必要です。

これが大変。

□聞き方:アクティブリスニング
□言い方:アイ・メッセージ
□話し合い方:勝負なし法

米国の臨床心理学者トマス・ゴードン博士が開発された「親業」のなかに出てくるコミュニケーションの手法です。

仮にあなたの職場の上司が「アホ」だった場合。アホはかなりの確率で、話し合いに「勝ち負け」であったりとか「立場の優劣」を求めてきます。
こういう上司と1オン1ミーティングやるのって疲れちゃいますよね。

そもそも他人を説得というのはかなり困難です。

なぜならば、他人と過去は変えられないものだからです。

「変えられる」と断言される方は「洗脳する人」か、一休さんの頓智(とんち)のような言葉遊びでおっしゃっている場合が多く、
(例えば、過去に対しても他人に対しても、あなたが受け止め方を変えれば変わることが出来ます的な言い方です。)これはごもっともです。生産性で考えると本質的ではないです。

「相手に変わってほしい」といくら働きかけても、
こちらの思惑通りに相手が変わってくれるとは限らないのです。

そもそも「上司の気持ちは上司のもの」です。

本人が「たしかにそうだよな」「やってみようかな」と納得すれば、
変わってくれることもあるかもしれません。

しかし、どんなに気持ちを込めて伝えたところで、
100%こちらの思い通りに相手が変わってくれるとは限らないのが事実です。

そして、同じことが上司の側にも言えて、対話のスキルを持たずに部下と1on1をやるのは、単なる時間の浪費になってしまう確率が高いです。


最後まで読んで頂いて感謝です。

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