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人手不足の愚痴収集所

「○○はさ、こういう風に言われたらどうしてる?」決まって母は私にこういう言い方で相談事をしてくる。相談事の酒類は様々、父親の愚痴、友人の愚痴、姉の愚痴、姑の愚痴を物心着く前から聞かされてきた。

私は今成人しているが、母の愚痴の吐き出し場所は私しかいないのだ。友人もすぐに連絡がとれないし、近所の関わりも一切ない。だから私にしか言えないのだ。「○○に言うといろんな発見があるからつい言っちゃうんだよね」と母直々に言われたことがある。それは私が父や母、もとい母の友人を客観的に見て分析できるからだ。主観的のみじゃなかなか気づけないことも多い。だが問題なのはそれが幼稚園からずっとこれが続いてることなのだ。

いわゆる私はアダルトチルドレンという領域に入っていると思っている。母には私しかいないからしっかりしなきゃ、失敗したらダメだ。という気持ちをずっと持って育ってきたがゆえ今のうつでパニック障害で身体表現性障害だ。しかしこのことは両親は詳しくは知らない。私は母親の心配そうな顔が大の苦手で頼りない、父親に関しては人として信用していないからだ。だから私はクリニックに通っている。


母親の愚痴はタイミングが悪く私の気分が落ち込んでいる時にふと仕掛けてくることが多い。正直母親の愚痴を聞いてあげられるほど私には心の余裕がないのだ。自分が生きることに精一杯だから。毎日嘔吐してる人間に相談されても考える余裕も話す余裕もない。しかし話は山積みになっていく。ちりもつもればなんとやらだ。

前にカウンセラーさんと一生懸命考えて作った手紙を渡したことがある。その内容は今よ私はこういうことに敏感になってるから気をつけてね。という内容になっている。私は医療系の番組がとても苦手だ。自分もその病気になるのではないかと思ってしまうからだ。しかしその手紙を渡したこと次の日「昨日家庭の医○でね~」と番組の話をされ全てが水の泡になったのはいい思い出だ(笑)


全体的に家族は私のことを軽く考えている。大丈夫だろう。またすぐに元気になる。そう思ってるはずだ。しかし課題はあなたたちの中にあることを声を大にしていいたい。


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