#2保育をどうしよう未来会議2022夏

どうも、保育主任やまもです。
このシリーズは、ユニファ株式会社主催のオンライン研修会のレビューです。研修の内容は「保育・子育て」です。


今年の夏も「保育をどうしよう未来会議」が行われましたね。いつもリアルタイムでの参加が難しく、アーカイブ視聴になっていますが参加させていただいています。

こんなに豊富で、しかも無料で見られる研修会はない!といつも思っています。

無料登録をすれば、みなさんも見られます。
登録はこちらから↓↓

園単位の申込みになっていますが、園を通さず個人で見たいという方もいると思います。その場合は、ご相談ください。

今回の未来会議のコンセプトは、
「子どもを真ん中においた保育・子育て社会の実現に向けて」です。
素敵なコンセプトですね。


視聴した研修動画

今回は基調講演を視聴しました。

無藤 隆先生
「選ばれる園づくりのための枠組み−4つのステークホルダーとの信頼関係から−」


3行レビュー

少子化の中で人気の園。その特徴としては、園に多様なサービスが入っている。選ばれる園、信頼される園にもそれぞれ理由がある。保護者・地域・子ども・保育者と園のと信頼関係が園を存続させる。


やまも的ポイント3選

ここからは、私の独断と偏見で研修動画のポイントを書いていきます。
動画を視聴して思いついたことでもあるので、動画の内容とズレることもあるかもしれませんが、ご了承ください。


人気園の進む道

特徴としては、多様なサービスが入っていることが挙げられます。例えば塾であり、子育て支援であり、自然教室などです。汐見先生のお話にもありましたが、保育園の地域化(拠点化)という部分が無藤先生からも語られた形になります。ここはこれからの課題であり、生き残る道なのでしょう。

私は塾的な要素は反対派の人でした。ですが、幼稚園でいう放課後(14時以降)の時間を習い事の場として開放することはできるのかな、と考え直しています。職員のことを考えると、保護者同伴で指導者は外部委託、職員は見学程度に覗くことができるようにしたい。そこに職員の時間を使いたくないのが本音です。おそらく汐見先生や無藤先生のおっしゃっていることは、こういうことではないのだとも思いますが…どうなんでしょう。


選ばれる園

何人の新入園児を確保したいのか。
この数字は実は大切で、やみくもに範囲を拡げてPRすることは必要ではないんですよね。日本中にSNSで発信することに力を入れたとしても、実際に入園して通われる方はせいぜい自宅から車で20分が限界です。うちの園は通園バスがないのでなおさらです。そして、15人の新入園児を目指すのであれば、その人数の方に丁寧にPRしていくのがベストの方法です。

選ばれる園のポイントで私達はすぐにできることは、見学と丁寧な説明です。立地や駐車場の大きさはすぐに変えられないからです。見学と説明であれば、すぐにできます。園の理念や特徴と子どもたちの姿をマッチさせて語ることも大切です。うちの園は、まだここにできることがありそうです。

これから私が動きたい具体的なことは、見学会の企画と声かけです。オンラインの可能性も探りながら、見学動画を一本作っておくことが今の時代には必要なのかなと考えています。声かけはLINEの公式アカウントとホームページ上でのお知らせですね。一度作っておくと、今後ずっと使えるので頑張りたいです。
LINE公式アカウントの運営、大変ですが面白いです。興味のある方はうちの園のアカウントを覗いてみたり、新しいアカウントを一緒につくったりしませんか?協力します。


子どもの信頼を得る

ちょっと耳の痛い話になるかもしれません。
子どもからの信頼を得られているか。これはチェックリストになりそうです。挙げてみます。

 ・子どもが保護者に園であったことを伝えられる生活・保育をしているか
 ・子どもが毎日会いたい保育者になれているか
 ・子どもが園で過ごしている時の表情は豊かか
 ・子どもが何かあった時に側に行きたい先生になれているか
 ・子どもが言ったことや行ったことにプラスのリアクションや良さの
  フィードバックをしているか
 ・子どもが言ったことや行ったことに感謝しているか

主語を「子ども」に統一してみました。無理やりな文章があったらごめんなさい。それでも主語を「子ども」にしたい意図を汲んでくれると有り難いです。
また、これらの項目は心から子どもの味方になるためのチェックリストだなぁと書いていて思いました。「ダメなものはダメ」「厳しさも必要」という声があるのも十分に承知していますし、その指導が必要な場面はあるでしょう。その指導をする場面(境界線)をはっきりとし、それ以外の時はひたすらに味方になる職員集団がいいなと私は考えています。これは自園で統一されているかは、正直分かりません。これからです。


まとめ

いかがでしたか。
人気園や選ばれる園という言葉を聞くと、いよいよ保育施設も「集客」ということを前向きに進めていく必要があるなと私は感じています。ただ、新しいことを何かするというよりも、今ある良さをどう発信していくか、ということなのだろうと思います。
子どもが余るほどいた(待機児童)時代が終わりを迎えるので、次の時代を生き抜くための頭への切り替えをいち早くしていかないといけませんね。

関心を持たれた方は、無藤先生の動画をぜひご覧ください。書ききれなかった学びが、他にも山ほどあります。


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