いつだったか実家に帰ったときのこと。

ふるさと納税でいくらとウニを送ったら、なんか母親が寿司を握ってくれた。

この不揃い感がものすごくエモい。

ただ乗せるだけでも十分豪華なのに、手間暇かけてくれてる感じがものすごくエモい。

そしてよく見てほしい。

しそっ葉が入ってるだろう。
そう、家族の健康にも気を遣ってるのだ。

「え、これ大変だったでしょう？」

母親「ほんとよ！ここまでやらなきゃよかった！」

心の声ばり漏れてるやん。

ウニを大口で頬張りながら続ける。

母親「職人はほんとすごいね。ご飯がちゃんと固まらないのよ。やっぱお寿司は、あっイタッ！」

「ん？」

母親「眉毛にわさびついちゃったうげぇ...」

...。

なんでそこにワサビつくねん。