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せっかちさんとリモートワークは相性が良い?悪い?

こんにちは。フォレスト出版の美馬です。

先日、『いつもの焦りやイライラがなくなるせっかちさんの本』(杉浦義典・著)から、我々人間が付き合うことができる人数には上限があるということについてご紹介しました。

その後、やたらめったら飲み会に参加することをやめてみました(飲み会は断らないがモットーの自分にとっては大きな変化です)。するとどうでしょう。

ひとつ、単純に胃の調子がよくなりました。ふたつ、お金が飛ばずにすみました。みっつ、飼い猫との時間が増えて心が癒されました。良いことずくしです! そもそも自分が参加しなくてもその飲み会に何ら影響はありませんよね。適度に人間関係を築いていけば良いのです。

ただし、飲み会に行く、行かないは自分でコントロールできる問題ではありますが、どうしてもコントロールできない人間関係もあるでしょう。たとえば、仕事上どうしてもお付き合いをしていかなければならない場合などです。

たとえば、本書で紹介されている内容であれば、せっかちさんが自分とは正反対の性格である、マイペースさんと仕事をしなければならないとき。のんびり仕事をされると、せっかちさんはイライラが募っていくばかりでしょう。それが原因で関係性も最悪に、なんてこともあるかもしれません。

著者である異常心理学の第一人者、杉浦義典先生によると、そんなときはあえて不便な道具で「ラグ」を生み出すと良いと言います。

既読がつくメッセージアプリや「いいね」がつくことで誰が見てくれたかがすぐにわかるSNSなどに比べると、相手が読んだかどうかわからないメールやすぐには出てもらえないこともある電話などは、今となっては少し不便な道具と言えまよね。そこで、メッセージを伝えたいとき、あえてメールや電話を使ってみるというのも良いと言うのです。

せっかちさんは、相手からすぐに返事が来なかったとき、もしかしたら相手がのろのろしているのではないかと、相手のせいにするかもしれません。しかし、読んだかどうか、着信に気づいたかどうかわからないわけですから、その「ラグ」を道具のせいにしてしまえば良いということです。

スピード感や相手の感情が気になるのがせっかちさんです。自然にタイムラグができ、自分の感情も自然に冷却できるような、ちょっと不便な道具に頼ってみることもおすすめということでした。

また、不便な道具というと、オンライン会議ツールも対面に比べると「不便」と言えるかもしれません。リモートワークが定着して、職場や仕事関係の人とあまりリアルで対面しなくなったという人も少なくないでしょう。

たしかにオンラインでは、相手の肌感や感情、曖昧な表現を感じにくいという側面があります。また、数人が同時に意見を言い合うと誰が何を話しているのかわからず、収拾がつかなくなります。そのため、結果にたどり着くまでのスピードも遅くなるかもしれません。

しかし、対面のメリットにかなわない、少し「不便」な部分がせっかちさんには有効と言えそうです。オンラインの打ち合わせでは、音声がかぶらないよう、自分が発言するときは相手が話し終わるまである程度待つ必要があります。打ち合わせ時間もあらかじめ決まっているので、一人が延々と話し続けることも避けなければなりません。つまり、せっかちさんに足りない「ちょっと待つ」ことが、自然に、あるいは強制的に必要になるということです。

もう一つおすすめの考え方をご紹介します。「自分はどんどん仕事を片づけたいにもかかわらず、チームにのんびりやっている人がいる」、「後輩に仕事をたくさん覚えてほしいのに、マイペースでなかなか先に進まない」などという状況は、せっかちさんにとってはイライラする典型的な場面だと思います。

しかし、これは相手が「マイペース」というよりも、たまたまその相手が「せっかちを誘発する刺激」というだけかもしれません。たとえば、マイペースさんと企画案のブレスト(ブレインストーミング)をしているとします。せっかちさんは、思いついたアイデアを次から次に発言します。一方で、その人はどこか一点を見つめてなかなかアイデアを出しません。やっと出てきたアイデアもぼんやりしていて、せっかちさんからするといまひとつだったとします。

そんなとき、せっかちさんはだんだんイライラしてきて、「ちゃんと考えてる?」「もっといいアイデア出ないの?」などと、ちょっとその場をピリつかせる発言をしてしまうかもしれません。こういった場面に遭遇しがちなせっかちさんは、まず「自分はイラっとしたときに、言動や行動に出やすいんだ」ということを意識しておくと良いそうです。

そもそもイラっとしたときには間違いを起こしやすくなりますから、本来イライラしているときには、人とかかわらないことがおすすめだと言います。ブレストの場面であれば、いったん休憩を入れるなどして仕切り直すこともいいかもしれません。人の気持ちは、自分が想像しているのとはまったく別のものということもよくあります。一瞬の行動や外見などに対して、あまりガミガミ言わないようにすることが大切かもしれませんね。

今回ご紹介した本はこちらです。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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