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転職するべきかどうか悩んでいる20代におすすめの本

はじめまして。
この度、フォレスト出版編集部の一員となりました山田と申します。
 
前職では出版とは全く違う業界で働いていましたが、
一度きりの人生だからこそ、本当にやりたいと思える仕事をしようと思い転職してきました。

とはいっても、簡単に決断できたわけではありません。
1年半以上なかなか決心することができず悶々としながら働いていました。
今回は、そんな私が後悔しない転職をするために必要な視点を学ぶことができた本を3冊ご紹介させて頂きます。
 

転職するべきかどうか悩んでいる20代におすすめの本 


1.苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」

こちらは現代最強のマーケターと呼ばれている森岡毅さんの本です。
幸せになるために、自分のキャリア形成をどのように考えていくべきかについて語られています。

転職を考えるときに、どんな軸をもったらいいかわからないということはないでしょうか?

実際、私は何を基準に考えたら自分にとって最善の選択をすることができるのだろうとあれこれ考えていました。自分が本当にやりたいと思える仕事をしたいと思う一方で、本当に好きを軸とした仕事を選んでもいいのだろうかと戸惑うことがあったからです。そんな時この本に出会ったことで、自分の気持ちに迷いがなくなり出版社への転職を決断することができました。

2.あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問 名言セラピー

ひすいこたろうさんというコピーライターや心理カウンセラーなど複数の顔をもつ作家さんの本です。誰にでもいつかは訪れる自分の死をリアルに想像することで、自分の本当の気持ちと向き合い行動変容を促してくれる内容になっています。

仕事で忙しいと、つい転職のことも後回しにして考えてしまうことはないでしょうか?

私は前職で自分の仕事に違和感を抱いていても、仕事が忙しいことを口実に自分のキャリアについて真剣に向き合うことから目を背けがちでした。

しかし、昨年祖母がなくなったことをきっかけに、人生の時間には限りがあることを改めて実感し、悔いのない人生を歩むためにも本当はどんな仕事をしたいのかを真剣に考えるようになりました。

普段から自分の最後を意識して過ごすこはあまりないと思いますが、一度立ち止まって自分の気持ちとしっかり向き合うことで見えてくることがいろいろあると思うので、あれこれ悩んでどうしたらいいかわからなくなってきたという時にぜひ一読してみてください。特に、まだなんとなく転職のことについて考えてる段階の時に読むと、自分がどうしたいのかがより具体的になってくると思います。
 
 

3.夜と霧 新版

『夜と霧』(作者名/みすず書房)

こちらは時代を超えたロングセラーなので、すでにご存知の方も多いかもしれませんが、ユダヤ人精神科医ヴィクトール・E・フランクルさんがナチス強制収容所で体験したことを詳細に綴った本です。転職とは関係ない内容ですが、後悔しない転職をするために必要な「中長期的な夢や目標」を持つことの大切さを教えてくれる本です。

本書によると、毎日大量に人が死んでいく絶望的な状況の中を生き残った人たちに共通していたのは、目先の欲求にとらわれず「これをしたい」という中長期的な夢や目標を持っていた点だったそうです。

よく転職を失敗してしまう原因として、現職を辞めれば状況がよくなると思って転職すること自体を目的にしてしまっていることがあげられるそうです。確かに、心身に大きなダメージがあるような職場の場合は、転職をすることで状況は改善されるかもしれません。しかし、たとえ念願の仕事につけたとしてもつらいことや大変なことは往々にしてあると思います。そんな時に、自分がどうなりたいのかという明確な目的があると、大きな壁が目の前にはだかった時もあきらめずに頑張ろうと気持ちを奮い立たせてくれます。この本は、どんな状況においてもそんな夢や目標を持つことの大切さを教えてくれます。


以上、転職で後悔しないために必要な考え方や気付きを与えてくれる書籍をご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
 
仕事は人生の中でも最も重要な選択の一つだと思うので、あなたにとって最善の仕事選びができることを心より応援しております。
 

最後までお読み頂きありがとうございました。
 

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