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不満にはありのまま暴れてみるしかない

こんにちは。フォレスト出版・編集部の美馬です。

GW後半に入りました。今日私はいったい何をしていたのでしょうか。虚無感に苛まれボーっとしていたら、気付けば21時を過ぎていました。慌てて本日のnoteをこうして書いています。

まあ、私の1日はこれからなので良いのです。昨日(今朝)は朝日が射し込んでくる6時に就寝、夕方16時過ぎに起床しました。超がつくほど夜型の私は午前中に起きていてはいけない人間です。

そもそも20代は、程度に差はあれど約半数以上が夜型だと言います。そんな人たちが無理して朝起きて出勤して仕事をしても、生産性は下がっていくばかり。「プレゼンティズム」と呼ばれる問題が生じやすくなります。プレゼンティズムとは、体調が悪くても無理に出社したり仕事をしたりして、その結果、生産性が上がらなくなることを言います(杉浦義典・著『いつもの焦りやイライラがなくなるせっかちさんの本』より)。

今のご時世、プレゼンティズムを問題視するのは常識になりつつあるしれませんよね。人それぞれ最高のパフォーマンスが発揮できる環境や時間は違うもの。それに加えていろいろなストレスや悩みがあった場合、余計にパフォーマンスは下がる一方です。働きやすさ、ってなんなんでしょう……。

こんなことを言っていると「だったら会社を辞めてフリーランスになれば良い」という声も出そうですが、そんなかんたんな話なら皆とっくにやってます。ハア……、世知辛い。


さて、前置きという名の世の中への不満が長くなりましたが、この夜型の話についてずっと印象に残っている一節があります。

Fさんの『20代で得た知見』(KADOKAWA)での一節。

夜型は暴れるしかない


インパクトありますよね。本文の内容を一部抜粋引用させてもらいます。

(前略)
 断然、夜型の私である。おまけに、よく寝る子である。
 思えば六歳の頃から夕方四時起床、朝七時就寝を是とする子供だった。親も担任も怒る。不登校でも決め込む気かと怒る。不登校もなにも、すやすや寝てる間に勝手に学校は始まり勝手に終わっていたのである。中学・高校・大学も、目覚めると大抵は終わっていた。夜型が原因で恋人に振られたことさえある。金が絡むので、仕方なくバイトや仕事では朝に起きた。でも、長くは続かなかった。
 誠に恐れながら、無理なものは無理。一生、無理なのである。ニャーン。

 朝型各位はランニングなりホットヨガなりなんなりしておけがよろしい。が、夜型の人間に朝型の生活を押し付けるのは土台、遺伝子レベルで不可能なのだとご承知おき願いたい。そして夜型は、夜型のままで生きていける生活を確立した方がよろしい。ともすれば夜型の人間は朝型の世界の根底にある価値観を敵に回すことになる。そのような仕事をすることにもなりえる。
 しかし残念ながらそれは遺伝子が決めたこと。レット・イット・ビーである。
 夜型は、暴れるしかない。
 そして皆さん、一日八時間以上は寝ましょう。睡眠不足だけは、よろしくない。

『20代で得た知見』(F/KADOKAWA)

レット・イット・ビーと言えば、ビートルズですね。

Let it be, let it be, let it be, let it be
There will be an answer
Let it be
あるがままに、あるがままに、あるがままに
そこに答えがあるのだろう
「あるがままに」

夜型の私は、あるがままに暴れていきます。
(もちろん、仕事で。結果で)

最後までお読みいただきありがとうございました。

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