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社内イチの映画好きリサーチャーが選ぶ「スカッとしたいときに観たい映画3選!!」

こんにちは!テレビ番組のリサーチ会社フォーミュレーションnote編集部です。
2023年も残すところあと1カ月!今年も映画館ではさまざまな作品が上映され、多くの観客を魅了しました。

突然ですが、皆さんは、普段から習慣的に映画を観られるでしょうか?
NetflixやU-NEXTなど動画配信サービスで観るけど、映画館までは行かない、そもそも忙しすぎて映画を観ることがない…という人も多いと思います。

コンテンツが溢れ返る昨今では、選択肢が多すぎて疲れちゃいますよね…2022年の調査によると若者を中心に「タイパ(タイムパフォーマンス)」という新しい価値観が生まれているそう。。。
“時短”とは異なり、「手間をかけずに観た(経験した)状態になりたい」という欲求で、時間を無駄にしたくないので、事前に4割が”ネタバレ”を踏んでから観る作品を選ぶそうです。

そこで!今回は、社内でも1番の映画好き(自称)のスタッフが2023年の映画業界を振り返りながら、今年のうちに見ておくべき!おススメの作品などを紹介します!


■2023年上半期公開の興行収入トップ5

今年上半期は、100億円超えのヒット作品が3本も!
その内容を見ると、やはり強いのがアニメ映画!しかし、今年はアニメ映画大ヒットに加えて、ドラマ映画など邦画実写の20億円台ヒットが続々と生まれ、“アニメ頼み”からの脱却の兆しが見える年でした。

出典:https://toyokeizai.net/articles/-/682624

1位『THE FIRST SLAM DUNK』(155億円)

放映終了の2023年8月28日までの累計で、観客動員1074万9872人、興行収入155億2566万7150円を記録!中国、台湾でも大ヒットし「スラムダンク」の「聖地」として人気の江ノ電の鎌倉高校前駅近くの踏切には海外からも観光客が溢れる社会現象になりました!

2位『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(145億円)

今年4月5日にアメリカで封切られると、アニメ映画のオープニングとして歴代最高記録を樹立。全世界の興行収入は13億ドル(約2000億円)を突破!日本でも興収140億円の大ヒットを記録し、国内で公開された洋画アニメでは「アナと雪の女王」(14年、255億円)に次いで第2位!

3位『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』(140億円)

毎回大ヒットの劇場版シリーズ、今回は作中屈指の人気キャラクター・灰原哀をメイン。2023年4月に公開されると初動で31億4600万円と2023年で1位!シリーズ歴代トップのスタートを切った。興行収入138.3億円を突破しシリーズ史上最高記録を更新した。

4位『劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~』(45億円)

最終興収45億円超えを狙える大ヒットになっている劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』上半期の邦洋あわせて実写No.1の大ヒットとなっています!

5位『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』(43億円)

日本では3月3日に公開され、43億円を超える大ヒットを記録。さらに台湾では7月21日に公開されると、初日の興行収入が200万台湾ドル(約902万円)を突破。ドラえもんシリーズの台湾史上最速1000万台湾ドル(約4510万円)突破の記録を打ち立てた。さすが、世界で愛されるドラえもん!

5位『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』(43億円)

全世界興行収入が、22億6874万ドル(日本円で約3085億円)を超え!キャメロン監督自身による、あの『タイタニック』を超え、ついに全世界歴代興行収入ランキングTOP3にランクイン。ランキングTOP4作品中、ジェームズ・キャメロン監督の作品が3本を独占する前人未踏の偉業を達成した。

■今年、見ておくべき話題の作品!

是枝裕和×坂元裕二が手掛けるオリジナル作品

●『怪物』※2023年6月2日公開

『万引き家族』で知られる是枝裕和と、多数のドラマを手掛けた坂元裕二によるオリジナル映画。音楽は2023年3月に亡くなった坂本龍一が担当しており、2曲を本作のために書き下ろしている。第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され脚本賞を受賞。

4DXで鑑賞がおすすめ!大迫力のゴジラ生誕70周年記念作品

●『ゴジラ-1.0』※2023年11月3日公開

ゴジラ生誕70周年記念で制作された国内製作の実写ゴジラ作品として30作目となるのが、現在公開中の『ゴジラ-1.0』。公開からわずか3日間で興行収入は10.4億円、観客動員数は64万人というロケットスタートを記録。映画.comとFilmarksでは5点満点で4.0点を記録するなどレビューサイトでも高評価。

全米で大バズリ!SNSからムーブとなったサイコ・スリラー

●『M3GAN/ミーガン』※2023年6月9日公開

『ソウ』『死霊館』や『アナベル』シリーズで知られる巨匠ジェームズ・ワンと、『ハロウィン』『透明人間』のジェイソン・ブラム率いるブラムハウスのタッグによるサイコスリラー。不気味な笑みを浮かべながら踊るミーガンの姿は全米においてTikTokなどのSNS上でミーム化にまで発展し、ムーブメントが広まるきっかけとなりました。

アカデミー賞にもノミネート!スティーブン・スピルバーグ初の自伝的作品!

●『フェイブルマンズ』※2023年3月3日公開

第47回トロント国際映画祭にて最高賞である観客賞を受賞し、アカデミー賞の最有力候補に。作品賞をはじめ、スティーヴン・スピルバーグに監督賞、ミシェル・ウィリアムズに主演女優賞、ジャド・ハーシュに助演男優賞、そして脚本賞、作曲賞、美術賞の主要含む7部門に堂々のノミネートを果たした。さらに、第80回ゴールデングローブ賞にて作品賞(ドラマ部門)、監督賞を受賞。スティーヴン・スピルバーグにとっては『プライベート・ライアン』以来24年ぶりの受賞となっています。

▼ちなみに‥今からでも劇場で観れる12月公開の注目作品

『ナポレオン』※2023年12月1日公開
『隣人X ‐疑惑の彼女‐』※2023年12月1日公開
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』※2023年12月8日公開
『窓ぎわのトットちゃん』※2023年12月8日公開
『ウィッシュ』※2023年12月15日公開
『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』※2023年12月22日公開

■映画を観るのにサブスクってどれがいいの?

Netflixをはじめ、Amazonプライム・ビデオ、ディズニープラスなど世界最大手の動画配信サービスを始め、数多くのサブスクが台頭していますが、全てに登録していたら待っているのは「サブスク貧乏」…。
私も、5つ登録してますが、お金もまぁまぁかかります…経費として出してくれないかな、、

調査によると、2022年の定額制動画配信(SVOD)サービスの国内市場規模は、前年比16.7%増の推計4,508億円。サービスの国内市場規模におけるサービス別シェアを推計したところ、2022年は「Netflix」が22.3%と最大シェアを占めました。2019年以降トップを維持し、これで4年連続の首位獲得。次いでシェアを占めたのは「U-NEXT」で、3位はAmazonプライム・ビデオでとなりました。

出典:https://gem-standard.com/columns/673

料金、作品数など個人的な意見も含め、おすすめ順にまとめてみました!

●Amazon プライム・ビデオ(月額600円)

月額600円で約7000本の作品が観られるのはやはり強み。話題の作品が見放題に追加されるのも早いうえ、古い映画もかなり充実しているのではないでしょうか…。一番コスト・パフォーマンスがいいのかも。

■オススメ度:★★★★★

●Netflix(月額880円)

料金はベーシック(月額880円)、スタンダード(1320円)、プレミアム(1980円)。作品数はよりも、魅力はNetflixオリジナル作品!
ドラマの方が豊富なイメージなので、映画よりもドラマ好きの方の方がおすすめかもしれません。

■オススメ度:★★★★☆

●U-NEXT(月額2189円)

見放題の作品数が約24,680本と圧倒的。月額2189円で料金的には一番高いですが映画好きにはおすすめ。新作映画のレンタルや、映画館の引換チケットしても利用できます。見放題の対象外の作品も毎月1,200円分までは見放題のようなもの。例えば、どのサブスクでも見放題で配信していない新作映画などが、月額料金の範囲内で視聴できるわけです。
映画をとにかく観たい!という人にはおすすめです。

■オススメ度:★★★★☆

●ディズニー+(月額990円)

ディズニー作品とマーベル作品、スターウォーズ関連作品に加え、ディズニーの子会社になった20世紀スタジオ(旧20世紀フォックス)の有名作品なども増え始めています。ディズニー、マーベル、スターウォーズ好きのわたしにとっては欠かせない存在ですが…そこに興味がない人ならおすすめ度は低いです。

オススメ度:★★★☆☆

■お得!?に映画を探すのに便利なツール!

●『Filmarks(フィルマークス)』

観たい映画を探すならアプリFilmarksが便利です!
作品のレビューを簡単にチェック・投稿できる機能がある国内最大級の映画やドラマ、アニメのレビューサービス!たくさんの人が作品の感想や情報をシェアしているので、好みの映画を見つけることが出来ます。
映画の公開日、レンタル開始日、どの動画配信サイトで配信されているかまで教えてくれるのです。気になる映画を見つけたらClip!

●『Rotten Tomatoes(ロッテントマト)』

映画を批評家と一般ユーザーがそれぞれスコア付けするレビューサイト。
映画を観るなら絶対に面白い映画が観たい、というあなたにハズレ映画を避けるときに活用することをおススメします!

ちなみに…私の好きな探し方は、賛否が分かれている作品探し!
今年の興行収入2位にもランクインしている『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』。もちろん、Rotten Tomatoesでも高評価と思いきや…
なんと、批評家と一般ユーザーで評価に大きな差が!

批評家は満足度59%の低評価に対し、一般ユーザーは満足度95%と高い評価に!

■最後に:社内イチ映画好きのスタッフが選ぶ、スカッとしたいときに観たい映画3選!!

●『Mr.ノーバディ』

Mr.ノーバディ
2021年公開。一見してごく普通の中年男が、世の中の理不尽に怒りを爆発させて大暴れし、やがて武装集団やマフィアを相手に激しい戦いを繰り広げる姿を描いた痛快ハードボイルドアクション。
自宅と職場のを路線バスで往復するだけの単調な毎日を送っている男(役:ボブ・オデンカーク)は、地味な見た目で、仕事は過小評価され、家庭では妻に距離を置かれて息子から尊敬されることもない。あまりの理不尽さに怒りが沸々とわいていく男は、路線バスで出会ったチンピラたちの挑発が引き金となり、ついに堪忍袋の緒が切れる…。

アクションシーンが痺れるほどカッコいい!何でもないおじさんが実は強いギャップに萌えます。中でもバック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズの博士ドク役で知られるクリストファー・ロイド演じるおじいちゃんが最高です!

●『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』

シェフ 三ツ星フードトラック始めました
2015年公開。主人公は一流レストランの総料理長カール、口うるさいオーナーや自分の料理を酷評する評論家とケンカして店を辞めてしまう。元妻イネスの提案で、息子を連れて故郷のマイアミを訪れた彼は、絶品のキューバサンドイッチと出逢い、フードトラックでサンドイッチの移動販売をすることを思いつく。譲り受けたボロボロのフードトラックを改装し、マイアミ~ニュー・オリンズ~オースティン~ロサンゼルスまで究極のキューバサンドイッチを作り、売る旅がスタートした―。

父と息子の絆、仲間との友情をおいしそうな料理と一緒に味わえる作品!
観終わった後はスッキリした気持ちと共にサンドイッチが食べたくなります
製作・監督・脚本・主演の4役を務めるのは「アイアンマン」シリーズなどのジョン・ファブロー。監督の誘いでロバート・ダウニー・Jr.、スカーレット・ヨハンソンなど出演者も豪華。MARVEL映画好きな人にもおススメです!

●『バーレスク』

バーレスク
2010年公開。シェール&クリスティーナ・アギレラという2人の歌姫が主演のミュージカル・ドラマ。ロサンゼルスにあるラウンジ「バーレスク」を経営するテス(シェール)は、かつて有名なダンサーだったが、今は引退し後進の指導に当たっていた。そこにアイオワの田舎町から出てきた若い女性アリ(アギレラ)がやってくる。ウェイトレスとしてラウンジで働いていたアリだったがステージで歌声を披露すると、テスに認められ、その才能を開花させていく…

とにかく、アギレラの歌声がパワフルでカッコイイ!
歌にダンスに元気をもらえます!ストーリーも成り上がりでおもしろい。
男女問わずに楽しめる作品です!

2023年のおすすめ映画、いかがだったでしょうか。
まだまだ、ご紹介したい作品はありますが…
次回があれば、「好きだ!と言いたいけどちょっと言いづらい作品」とかもお伝えできたら…。
「気になっていたけど、まだ観てない!」と思っている方がいましたら、この機会に是非!

それでは、次回の更新をお楽しみに…!


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