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八方塞がり

三が日にしてはいけないことを元日早々やってしまいました。

元旦早々娘と喧嘩して最悪な一年の幕開けとなった2024年です。

きっかけは些細なことでしたが、炎上するときは炎上するものですね。

どうしてこんなことになったのかと、後悔と悲しい気持ちになっています。

娘は今年本厄なので、厄年だからかなぁ……などと考えてみたり

もしかして自分も最近増えた女の4回目の厄年なのかと思いネットで調べてみると、私は今年八方塞がりという年回りでした。

八方塞がりとは、もともとは陰陽道において、いずれの方角も悪く、どの方向にも進むことのできない状況を指したとされます。九星占いで、自分の生まれ年の星が方位盤の中央に位置している状態で、他の八つの星が全ての方向を遮り出口がない状態のため、どの方角に向かって事を行っても、不吉な結果が予想される年のため、物事を始めるのによくないと言われています。
生まれた年を1歳とし、この時が最初の八方塞がりで、以後9年に一度巡ってきます。数え歳で十の位と一の位を足して10になる歳が八方塞がりの年となります。(19歳、28歳、37歳など)

八方塞がりの時というのは、人生を季節に例えると冬の時代のようで、春に向けて力を溜めるときなのだそうです。

このようなときは新しいことに手を出さず、自分の足元を見つめ直すことを心がけるとよいようです。

病気、ケガ、事故、トラブル、不幸が特に起こりやすいと言われているようで、年明け早々気持ちが沈んでしまいました。

おまけに娘は大厄の本厄、妹も本厄ときています。

昨年からトラブル続きなのはこうしたことが重なったからなのか……と

普段は無宗教にもかかわらず、急に気になってしまったのでした。

ちなみに今年の八方塞がりは九星気学で三碧木星だそうです。

そんなこんなで、これはまた八方除けに行く必要があるのだろうかと考えていました。

昨年は誕生日前日にご祈祷を受けたので、一年後の誕生日前後に行けばいいのだろうかなどと考えていました。

そんなとき、ポストに郵便屋さんが何かを入れる音が。

見に行くと、まさに昨年ご祈祷していただいた寒川神社からでした。

そういえば、暮れに大祓の手紙が届いており、郵送で大祓をしていただけるというのでお願いしたのでした。

封筒を開けると、お札が二体入っておりました。

忌中は本来は神社にお参りをしてはいけないということを後から知りました。

神道では死は穢れとされているため忌中の参拝はタブーなのだそうです。

しかし大祓えは穢れを祓う儀式。

果たして郵送ならよかったのかどうかわかりません。

なかなか難しいと思いながら、もしかしてこういうしきたりをきちんと守らないとますますよくないことが起きるのでは、と不安になります。

しかし、いろいろ考えると不安が募るだけだし、気持ちが滅入ってくるので、過ぎてしまったことは仕方ないと思うほかないですよね。

三が日は肉を食べてはいけないとか昔ながらのしきたりはいろいろありますが、現代ではお正月にすき焼きやカレーなどを食することもあるし

などと自分に言い聞かせて気を紛らわせるしかありません。

明日から仕事です。

日常生活に戻らねばなりません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

日本はややこしい、と思ってしまいました。

神様と仏さまの両方にお参りする民族なんて、世界でも珍しいでしょうね。

昨年、伊勢神宮を訪れる際は参拝の作法などについては調べてから訪問しましたが

死というものに対する考え方の違いまでは気づきませんでした。

良い勉強になりましたが、神様に失礼なことをしてしまったのかもしれません。

いくつになっても、まだまだ学ぶことがたくさんあると気づかされました。

それにしても八方塞がりとは、読んで字の如し、希望がない一年になりそうです。

一家揃ってよくない年回りなんて、まさしく八方塞がりです。

今年一年、気を引き締めて慎重に過ごしたいと思います。

娘とも仲直りできるといいなぁ。


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