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[foufouに関わる人たち]生産現場からのお便り~縫製工場さん編~


foufouをいま主に縫製してくださっているのは東北の工場さんと広島の工場さんです。「生産現場をみなさんにお見せできたら」ということでお写真とメッセージをいただきました。

今回は東北の工場さんのご紹介です。

お家のスペースと工場と両方で縫ってくださっています。


↑ 作業スペース  長く使ってきたことがわかるミシンやアイロン台が並んでいます。

↑ 裁断するためにパターンを並べています。これは新作のパンツの裁断

↑ 裁断中の写真

↑ 先日完売したメランジテンダーブラウスにプレスをかけているところ。縫製と同じくらい大切なのがアイロンがけだといわれています。

以下、工場さんからのメッセージ

" とにかく、長く着ていただけるようにしっかり作って行こうと思っています。
一回着たらほつれたとか、そんな風にならないようにと。
また、デザイナーさん、パタンナーさんの気持ちをパターンを通して
期待に応えようと常に思っています。
シンプルな物ほど、お客様に喜んで頂けるようにキチンと作るよう心がけています。
私らが若い頃の物流とは、全く違う世界で物が売られてる時代です。
若い人らに食いつくように、命ある限り、手伝わせて頂けたら、幸せです。"


このようなメッセージをいただき、身がひきしまりました。

私の役目はただお洒落なものを作るだけでなく(それも大事だしそれが一番ですが)こういったリアルな景色を少しでも伝えながら業界を変えるとか世界をどうこうとかいう話ではなく”隣の人”の考えをちょっと変えられたらいいなと思っています。

だからこそ、日本で作り続けること、ずっと仕事を生み続けることが大事です。

7月は新作がたくさん出ます。色々なことを乗り越えて生み出したのが愛すべきただの服です。

それをどうやって伝えていこうかなと日々、考えています。



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