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ピザーラ商品開発の裏側に潜入!

二月某日。

ピザーラの本部で、新商品の販売に向けた試食会議があると聞きつけた。 

ピザーラ新商品は、フォーシーズ会長・社長が実際に試食して認められたものだけ、というのはご存知だろうか。

会長・社長に実食してもらう前段階として設けられた、試食会議がある。


その会議に大きく関わっているのが、ピザーラ商品開発本部だ。

ピザーラの事業は宅配ピザ以外に、スーパー販売商品、コラボ商品など多岐にわたる。

その全ての開発に関わるこの部署はつまり、ピザーラの味の根幹を握っているといえる。
 

なんと、我々取材班はこの貴重な会議の裏側を取材することに成功した。
 

ピザーラ商品開発の裏側に潜入!

会議前、本社キッチンに足を踏み入れると、赤いエプロンを纏った戦士たちがピザ作りに心血を注いでいた。

商品開発本部、デリバリー戦略本部が一時間後に迫ったプレゼン会議に向けて一丸となって準備している。
 
多い日は1日100枚近くピザを焼くピザーラ店舗の店長を務めあげた猛者たち。

会議時間が迫るにつれて、キッチン内の温度も上がっていく。

そんな中、小柄ながらも確かな存在感を出す一人の社員が目にとまった。


ピザーラ商品開発本部・三塚さん

聞けば彼女は、入社2年目で商品開発本部に配属されて間もないという。

note編集部(以下:N)
三塚さんが参加される試食会議は何回目ですか?

三塚さん(以下:M)
今回で3回目です。
違う部署の方々が集まる貴重な機会なのでいつも緊張します。

N 今は何を作っているのでしょうか?

M 試食で出すピザを作っています。今回は12人ほど参加されるので、1種類につき8ピースピザを2枚用意します。

N 今回は何種類試食にかけるのですか?

M 10種類です。ですから、会議開始までに20枚焼き上げます。

話しながらも、慣れた手つきで新商品候補のピザを作っていく。 


この試食会は2日間に渡って行われる。そこで試食されるピザは1日10種類。つまり2日間で20種類、合計40枚のピザが準備されるというわけだ。

かなりの数に思えるが・・・ 

M これでもかなり数を絞っています。今回は、上司の大坪が考えた100種類近くの中から厳選してこの数になりました。

大坪さん(以下:O) 
「若い人向けに」と思って考案したピザも、対象年齢に近い三塚をはじめ開発部の面々に食べてもらうと違う視点からのアイデアがもらえます。今回は、私が一番ピザを食べているかもしれませんが、次に多く食べているのは商品開発部メンバーですね。 

焼き上がったピザは素早くカットされ、撮影のため別室に移動する。

 
撮影したピザは、社内アンケートに使われる。
試食にかけられたピザを同様の画角で撮影し、写真から受ける印象を全社員を対象に調査するのが目的だ。

「味にこだわるのは当然のことながら、商品を選ぶ際、一番頼りになる情報は写真です。」
デリバリー戦略本部・石塚さんはそう語る。

手元に届くまで実物を見ることができない、宅配業態ならではの取り組みといえるだろう。 

N もうすぐ開始時刻ですね

M これから、会議室に試食用のお皿や水のセッティングや、配布資料を配る準備をします。

N 三塚さん、今日はプレゼンされますか?

M 今日は大坪さんのサポートに徹します!試食ピザを温かい状態ですぐ提供できるようにしたり、試食の済んだお皿を下げてピザが混在しないようにしたり・・・

O 三塚さん、せっかくだから1種類プレゼンしない?

M え!!はい!わかりました!

N ・・・大坪さん、撮れ高ありがとうございます!

(大坪さん、サムズアップ) 


さあ、いよいよ試食会。
各部署のトップが一堂に会した。その独特の緊張感の中に三塚さんが・・・

O:すみません、ここからは社外秘なので撮影N Gで!!
N:そんな!!!!

三塚さんのプレゼンだけでも・・・と、耳をそばだてる。
かすかに聞こえる三塚さんの声から、室内の様子が想像された。

note編集部の取材に応じてくれた時と同様、落ち着いた様子で明快に商品説明をしているようだった。

 会議終了後の三塚さんにインタビューすることができた。

N お疲れさまです!試食会はいかがでしたか?

M 緊張感のある空間ではありましたが、役職問わず自由に発言ができる会になりました。進行もスムーズにいって、予定していた時間よりも早く終えることができてホッとしています。
ただ、明日も会議があるのでこれからその準備に取り掛かります!

N お忙しい中ありがとうございました・・・!応援しています!

今回試食に上がった商品のうち、どの商品が今後私たちの手元に届くのだろうか・・・興味深く貴重な時間だった。

 そして何よりも・・・

先輩社員に囲まれて、明るく楽しくピザに向き合う三塚さんが素敵すぎた!!
note編集部は、三塚さんのこれからを全力で応援します!

次回「商品開発本部、市場調査に密着」 に続く・・・?