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ONE PIECE全巻無料に踊らされた2022年7月に出会った本など

読んだ本のひとつひとつを記事にしたいのだが、なかなかまとめて文章を書く時間がないので月ごとにまとめることにする。

ひとつ前の記事で感情のままに『ちはやふる』について書き散らしたが、なんとびっくり最新49巻も雑誌の最終回も結局読めていない。終わるのが嫌すぎて読めない。どうすればいいのか。どうしようもない。

現実逃避も兼ねて、7月に読んだ本などをまとめます。

2022年7月に読んだ本など

天地創造デザイン部 8巻

どうぶつうんちくとデザイナーあるある(特に産みの苦しみ)が掛け合わさった大好きな作品。カモノハシが不思議動物なのは知ってたけど、思ってる以上にキメラだった。あと仕事から離れられない大人女子の休日があるあるすぎてつらかった。

ONEPIECE 1話〜942話

92巻無料キャンペーンを完走。大人になってから読むと感動ポイントが違う気がする。昔読んだときはメリー号との別れのシーンで号泣したけど、今回は空島の鐘がなるところでぼろくそに泣いた。数百年越しの大人の友情は反則よ。テレワーク中の昼休みに読んでしまったものだから、午後の仕事の情緒不安定さがえげつなかった。

そしてその後も、アプリのチケットを使ってちまちま読み進めており、8月9日現在、99巻が読み終わってしまう。ここからはチケット読みができない。これは100巻から単行本を買ってしまうな。そしてそのまま全巻集めてしまうな。集英社にまんまと踊らされている。今頃、集英社は夜神月ばりの暗黒微笑で「計画通り」と言っていることだろう。

ドレスローザ編以降は登場人物が増えてころころと場面転換するし、とにかく情報量が多い。一回読んだだけじゃもったいない。なので何度も読み返したくなってしまう。すごいよ尾田っち。

バルトロメオの評価がドレスローザ編の読み始めと読み終わった後で全然違った。あんた最初は常識皆無のただの不良だったじゃん……。しかも扉絵リクエストもくるくらい人気キャラになっちゃって……。なのでバルトロメオの印象がどこから変わったのか調査するために読み返したい(読み返したいポイントそこ?)。ていうか名前があってるか確認したくて「バルトロメオ」でググったら不吉なワードがたくさんサジェスチョンされた。こわすぎ。

あとは電子版で買うか紙で買うか決めるだけですね。本棚に入らないから電子版が良いけど、紙で読んだほうがじっくり読めるから好きなんだよな……。

PPPPPP 1巻〜3巻

週刊少年ジャンプでピアノ漫画やったらこんな感じになるのか…!と興味深く面白く読んだ漫画。有隣堂でまとめ買いした。先日出会ってから今一番の推し。

天才ピアニストのななつご兄弟(うちひとりは凡才)、天才ピアニストが演奏すると「ファンタジー」が見えるという奇抜な設定なのに、ピアノの技術習得は現実味があってすごくバランス感が良い。

それにしても「映像的な音楽=ファンタジー」と定義してジャンプで成立させてるセンスがすごい。たしかに音楽を聴いて何かをイメージするのってある種の空想体験。

ちょっとクセのある絵だけど、物語とピアノのファンタジーに惹き込まれて全然気にならない。むしろ味があって好き。お願いだから全人類読んでほしい……!

神クズ☆アイドル 6巻

元気ないときに読むとすごくテンションアガるメンタル処方箋みたいな漫画。

あと、特装版を買ってしまう唯一の漫画。おまけのページ数が多い。なんなの?神なの?

特に今回のアニメ化のレポ漫画、四方八方に愛が溢れていて面白かった。愛に溢れるがゆえの葛藤も分かるがすぎる。

一番最初の作者監修の仕事ってなんでしょう?
それはZINGS(本作の主人公が所属するアイドルユニット)のオタクたちが居酒屋で頼むメニューはなにか?という質問に答えること。まじか。こまけぇ。

作者がレポ漫画好きなだけある。プラスうん百円でこんなおもしろいおまけ漫画読めるなんて実質タダなのよ。

愛なき世界(上)(下)

本作購入にあたっては、2022年1月にアイナナのライブに初参戦したとき、あまりにも緊張してどうしようもないので、さいたまスーパーアリーナの近くのショッピングモール的な敷地内の紀伊國屋書店で上巻を入手して心を落ち着けたというよくわからんエピソードがある。本屋さんはメンタル安定剤。

とある洋食屋さんの見習い店員が恋をしたのは大学院で植物を研究する女性。しかしその女性は研究に人生を捧げていた。愚直に恋する店員と愚直に研究に没頭する大学院生と植物の三角関係?を描いた作品。

実るか分からない恋も研究もひたむきに取り組むほどの意味があるのかと思いつつも、一度好きだと思ったら駆け抜けるしかないんだな、と思う。

発注いただきました!

気軽に読んでみたら、朝井リョウに弄ばれてまんまと情緒をやられた作品。感想はこちらにしたたためています。

まとめる気のないまとめ

7月はONE PIECEのおかげで退屈しない充実した毎日を送っていました。ONE PIECEを読むために毎日定時ダッシュしてた気がする。

一方で、8月以降は何を糧に生きていけばいいのかわからないまである。通勤の密かな楽しみだったので……。そう考えると電子書籍でのONE PIECE全巻購入もすてがたい。ONE PIECE全巻がいつでも読めるデバイスが手元にあるってすてき。

でも紙もいいんだ。ページをめくって見開きで読むのがいいんだ。ONE PIECEは見開きの「どん!」がたくさんあるから、紙のほうが迫力を感じられるんだ(個人の見解)。

そんな感じで、明日あたり『ONE PIECE』100巻以降を買う未来が見えます。


※追記:『ONE PIECE』100〜103巻を実際に入手するにあたり、荒れ狂う様子はこちらにまとめています。

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