拙著『ホントに誰でもすぐできる！はずさない男の私服コーデ術』の最新第17巻、ようやく完成しました。
発売は5/21ですが、Ａｍａｚｏｎではすでに予約販売が始まっていますのでぜひポチってみてくださいね。お値段税込み165円！サクっと読める分量ですからお気軽にどうぞ。

「ホントに誰でもすぐできる！はずさない男の私服コーデ術（１７）」～ブランド物の上手な取り入れ方編～

■今回はいよいよハイブランド品について解説します
「ブランド品なんてどこがいいんだよ、フン！」
「名前だけでしょ」「イヤミったらしい」
など、一般的には（特に男性から）否定的な意見も多いブランド品ですが、実はそれを身に付けた人だけがわかる存在意義というか、特殊効果があるんです。これを言葉で伝えるのは難しく、実際に身に付けた人はすでに知っているために世の中「ブランド品欲しい派」と「ブランド品不要派」に分かれてしまうのですが、今回の17巻ではその部分についてできるだけ伝わるようにがんばって書いてみました。フランソワの知る限り、この「ブランド品装備時の追加効果」について明確に記した本や雑誌はほとんどないため、165円でこれを知れるのは結構お得なんじゃないかと自負しております。まあ、読んだところで実際にブランド品を買うかどうかは別問題として。
少なくとも、持ってる人をハナから小馬鹿にしたり、偏見の目でみるようなことが少なくなればいいなと思っとります。否定は己のファッションの幅を狭めるだけですから。

■表紙リニューアルしました
シリーズ愛読者様はすぐ気が付くと思いますが、今回より表紙デザインが一新されました。これは担当編集さんからのご提案で「主人公・田中もいよいよブランド品にも手を出しはじめ、コーディネートテクニックも中級～上級に向かっていくタイミングですし、どうすか！？」という話をされ、リデザインをお願いした次第です。実は没案があと２つあって、いずれも素晴らしく捨てがたいデザインだったんですが、表紙勝ちして内容が負けちゃったら買った人もガッカリするだろうしという思いもあって「大げさすぎず、カジュアルすぎず」な本案に決定いたしました。
実は本の装丁、表紙は著者の希望やセンスが反映されることはあまりなく（一応聞いてはくれるけど）、毎回「うーん」とは思いつつ、とはいえ向こうもプロだし書店やネット画面でウケるかどうかは自分の好みとは別問題だしな。。OKでーす！・・・というのが常なんですが、今回の表紙はだいぶ気に入ってます。

■過去取り上げたシチュエーション
本シリーズは色んなTPOに合わせたコーディネートをケーススタディ式に教えていくスタイルとなっていますが、気が向いたので今までどんなシチュエーション設定があったかをまとめてみました。リクエストは随時受け付けてますので、本記事へのコメントでもメール(francois@aol.jp)でもお気軽にどうぞ。

1 会社でのBBQなど屋外イベント
2 合コンパーティ
3 映画館デート（シャツ）
4 映画館デート（バッグ）
5 女子服コーデ
6 雨の日コーデ
7 ぽっちゃり夏おでかけコーデ
8 ＴＶ番組スタジオゲストコーデ
9 小物,　相席居酒屋コーデ
10 結婚式二次会
11 遊園地デートコーデ
12 ドライブデートコーデ
13 ドライブデートコーデ＆着こなし、靴下
14 モテコーデとウケコーデ
15 帽子と髪型
16 オフィスカジュアル
17 銀座デート（ブランド物）

■服の神の教え～16巻までの名言集～
ついでにこれまで服の神が残してくれた名言、コーデのコツをまとめてみます。

・オシャレとはTPO！
・シルエットとカウンターが大事
・まずはシルエットにメリハリを付けるようカウンターを当てていく
・才能やセンスはいらない
・TPOに対してオシャレが過ぎるとモテない
・「神５」でTPOに簡単に合わせることができる
・見た目から自信が持てればモテる
・デートファッション、男は女の引き立て役と心得よ
・予算で天井を作らず、試着だけでも繰り返して良いものを知る
・紐あり靴、裏ツルツル靴はオン用
・着こなし！パンツのポケットには物を入れるな
・バッグもカウンターで選ぶ。キレイめorカジュアル
・カウンターは切り取り方、見る角度によって様々に使える
・どこにカウンターを合わせるか？がファッションセンス
・大人のオシャレは独りよがりなだけでなく、他者への気遣いあってこそ
・女子は「トレンドばりばりより、はずさない程度の普通にこぎれいな格好」が好き
・靴下はパンツ、靴どちらかにカウンターを合わせる
・シャツは脱水前に取り出して干せばアイロンいらず

■細かい設定裏話①
当初、主人公田中を妻夫木聡さんかマッスー（増田貴久）あたりで、服の神をダレノガレ明美さん＋木下優樹菜さんのハイブリッド想定で描いていましたが、最近それともちょっと違うような気が。。。どこかにいそうなんですけどね。「それだ！」とヒザを打つような、芯食ったキャスティングで『ドラマ24』枠（テレ東）でドラマ化してくんないかな？熱望。

■細かい設定裏話②
作中に出てくる「オシャレレベル」、これにより田中の成長度が測れるひとつの目安としているんですが、なんかどっかでまとめて書こうと思ってたけど全然チャンスが無いのでnoteに書いておきます。レベルは１～１００まで、それぞれの内容と到達巻数はこんな感じです。

これ以降は随時途中のチェックポイント的なレベルを挿入していくと思いますが、概要としてはこんな感じで設定してあります。
果たして田中はレベル１００まで行くことができるのか？都内を歩いていると、まれに天衣無縫（１００）レベルの人を見かけることがあります。この「いかにも自然で」がミソで、ほとんどの日本人は程度の多少はあれど「服に着られている」状態です。ちなみに芸能人は人前に露出することが仕事の一部なので、必然印象に残りやすい、キャラクターを打ち出しやすい服装をする（着せられる）ことが多いです。本書のコンセプト「はずさない男の私服」よりも２段階くらい上の、味濃いめのファッションなので参考にはしないほうがよいでしょう。

■最後に
というわけで、色々あってかなりお待たせしてしまいましたが、その間もコンスタントに多くの方にお買い上げいただいている本シリーズ。どこまで続くか分かりませんが、読んでいただける方がいる限り、コツコツ書き続けていこうと思います。まずはシリーズ累計２万部、２０巻を目標にがんばります！いつも応援してくれている方々、本当にありがとうございます！それでは、また！