論文の学習フェーズについて最近思ったこと

予備試験の勉強を始めて1ヶ月強。
刑法、刑事訴訟法、民法は過去問や重問といった論文勉強をする中で、論文の学習フェーズは主に三段階あるように思えてきました。

  1. 規範を暗記・理解して、使いこなせるようになるフェーズ(事前準備)

  2. 事実を的確に評価して当てはめを充実させられるようになるフェーズ(現場思考)

  3. 時間配分やメリハリを意識した試験用の戦略を反映できるフェーズ(事前準備寄り)

1と2はBexaライブで最近剛力先生が言っててなるほどなと思いました。
剛力先生いわく、規範(事前準備):事実(現場思考)=5:5の割合とのこと。
ただライブに出演していた直近合格者は気持ち的には2:8くらいでやっと5:5になると言ってて、確かにそれはありそうと納得しました。
やはり事実の当てはめが一番の得点源でありながら、ここをこれだけの量書く受験生は少ないらしい。

とはいっても、やっぱり事前準備となる規範あっての当てはめなので、がっつり初心者の私はまず真摯に1の暗記と理解に時間を使いたいなと思っています。
ここでも規範をどれだけ理解しているかが差がつくポイントみたいなので、これだけ75で剛力先生が言っている内容を全部覚えるくらい使い倒します!

そして意外と忘れそうなのが3。
やはり試験は戦略がものを言うので、今までの他の試験の経験からも3が欠かせないはず。
TOEICも基礎ができていたこともあり、最後は英語の勉強よりも時間配分や戦略で点数が伸びました。
受験もベストな時間配分や、この形式の問題が出たら力入れる・入れない、選択肢はこういう法則で絞り込むなど、特に後半は戦略を立てるのに時間かけてた。

あとはアガルート石橋先生が「メリハリ」が大事と言っていまして。
ただこれは確か剛力先生か石橋先生が言っていた気がするけど、メリハリをつけた結果要素や文章、三段論法を略すとしても、「この要素を書くこともできるけど優先順位の問題で書かない」と「これしか書けない」は雲泥の差があるとのこと。
つまり、最初から3を意識して覚える・理解する量を削った勉強をするのではなく、「時間が無限にあったら本当はこう書くけど限られた時間の中ではメリハリをつけてこう書く」勉強をすべきと解釈しています。
だからこそ先に1と2をしっかりやって、時間無制限の時に100点に近い答案を書ける状態で、じゃあ短時間で合格点を狙うために何を削るか、3で考えていくスタイルにしたいなと。
そう思ってこの順番にしています。


ただ、今はまだ1で精一杯。
今は1に時間をかけつつ、当てはめを意識した学習を。
今秋から少しずつ2も演習するようにして、
秋か冬には3を意識して、自分にあった戦略をじっくり考えていきたいと思います。

まだ初心者中の初心者がベテランの言葉をまとめただけなので、アドバイスなどあればよろしくお願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?