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バイクのゴム類は劣化する。


バイクに限らずゴム類は劣化する

5年前(2018年)、シリンダーヘッドからエアークリーナーへつながるブリーザーホース(下図#11)走行中にクランプが壊れてシリンダーヘッドカバーからすっぽ抜けて足元がオイルまみれになった。

BREVA IE750パーツリストより
2018年の画像


ホースが硬化していた

・・こともあり交換することにした(5年前)。
元のホース内径は7.5mmか8.0mmだったと思う。買いに行ったお店には内径7.0mmまでしかなかったが、まあなんとかなるだろうと買ってきたはいいけれど、エアークリーナーBOXのボス径はなんと9mmほどあった。無理やり取り付けたはいいが、やはり無理なことをしてるのは良くない。
先日たまたま覗いたらホースが裂けてあたりはオイルでベタベタになっていた・・・。

5年前 内径Φ7のホースを購入・・
当時 無理やり取り付けたホース(上側)
そして現在、
オイルベタベタ掃除後の写真


どうするんだよ〜

ホースの長さに余裕があるので敗れた箇所を切ってエアーBOXに再度取り付けを試みたがゴムが脆くなっていて破れてしまう。
これは困った・・・実はこの日午後から車検に行く予定だった。
そして運悪く部品屋さんは定休日。
どうしようか・・・と悩んで、開店と同時に近くのホンダに行って
「内径8~9mmくらいのホースないですかね?」と聞いたら
「パーツリストNo.でしか管理してないからホースの内径どんなのあるかわからないよ。」と言われてしまった・・。
帰ってパーツリスト眺めてクロスカブ(CC110)のガソリン給油時の溢れチューブ(?)の内径が9mmだとわかってホンダで部品探してもらおうかと思ったが、いや待てよ・・我が家のクロスカブ見たら30mmくらいなら拝借できそうなのでちょっといただいてホースの継ぎ手として使った。
取り付け後エンジンかけて確認。漏れなくOKなんでそのまま車検へ行ったとさ。

ピンク色のチューブの内径は9mm
パーツNo.95003-2702-31 チューブ・ビニール9x13x720
下側引っ張り出したら余裕あったんで30mmほど拝借(切断)
ブリーザーホースの外径は11mm
なんとか突っ込んでクランプ

いや〜やばかった・・

問題なく車検は終了
ホースが劣化しているし、応急処置のまま乗ってるわけにもいかない・・。
今度はホース内径でかいのを用意して交換することにした。

タンクを外すのにこのジョイントを切り離す
ガソリンタンク裏側
あ〜ここのホースも厳しい・・
応急継ぎ手部分
オイルの漏れはないが・・このままではいかん
シリンダーヘッドカバーから伸びてるホースを交換
BMW ボクサーとはシリンダー位相逆ね・・
古いホースは茶色に変色
ヘッドカバーからのオイル滲みは綺麗にしましょう
今回はちゃんと太いホースを購入(内径9.5mm)
細いのはガソリンタンクオーバーフロー用
車体右側
車体左側

無事ホース交換完了

今回は太いホースを用意したので取り付け楽々。
エンジンかけて、ブリーザーホース周りからの漏れ、フューエルラインからのガソリン漏れなど確認。
5年以上はもって欲しいいな〜。
BREVAの場合ホースの長さは片側大体500mm。同じエアークリーナーBOX使ってるV7前期モデル(何年までかは分からんが・・)は一緒でいけると思うが、形状変わった後期のV7は長さなどはわからないね。

試走で70kmほど・・
大丈夫そうね


ブリーザーホース直径太くなったんでエンジン軽くなったような気がするのは俺だけ・・・。

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