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MOTOGUZZI BREVAのウインカー交換について

なんか部品交換作業ばっかりやってる気がするのは気のせいか。
いや、古いバイクたちは”交換作業”が多いのは当然か・・。ものが古くなってくるので壊れたり劣化したりして使えなくなるようになってくる。修理できれば良いがそうでなければ交換だ。
メーカー純正部品でないといけないところや別に構わない所等いろいろ。名のある旧車たちには純正部品を欲する方もいらっしゃるが、不人気外国車は特に純正部品にこだわりはない。そして何故か純正部品はべらぼうに値段が高い。デザインが良くて機能的に十分でリーズナブルなサードパーティー品があれば良いな。
ところが・・デザインとかいい感じのものがこれまたなかなか無かったりするので一生懸命webで探すのことになる。別にカッコイイものを求めてるわけではない。いい感じのものが欲しいだけ。純正部品と価格が変わらなければサードパーティー品をわざわざ選ぶ必要もない。あくまでも自分基準だが・・品質に見合った価格のものを探したいというだけ。


2年前に交換した格安ウインカー(4個セットで2500円くらい)、一緒に走りに行っているDUCATI のF氏から視認性が良くないと言われていた。

そうか〜〜じゃ電球からLEDにしてみるか!とLEDを導入してみたが明るいのは良いが入れ替えるだけではハイフラッシュ(点滅間隔が早い)になってしまう。電球は10W、LEDは5Wなので流れる電流値が異なるのでそれに見合ったリレーに交換する必要がある。

LEDにしてみたが・・
点滅感覚間隔(イメージ)
ハイフラッシュ、早いのよ

ウインカーリレーを交換しようと思ったらなんとBREVAは(欧州車はそうみたい)スピードメーターユニットにリレーがインテグレートされいて交換できない!ウインカー配線の途中に抵抗をかませて電流値をコントロールすることもできるが、抵抗が発熱するので取り付け箇所を充分に考慮する必要があるのでやめた。

通常点滅間隔(イメージ)

となると・・ウインカーそのものを視認性の良いもの(電球タイプで)に変えなくてはならない。純正品は高額・・さていいのがあるんだろうか?
Amazonやらwebikeやら色々探していい感じのやつを見つけた。
適合車種は昔のホンダシャリー、ダックス、モンキー、汎用となっている。電球のワット数(10W)は合ってるので問題はないだろう。

TANAKA製 あんまり聞かんな・・
最近のV7のやつに似てる
クリアレンズがええね

TANAKA製ウインカー興味ある方はWEBで調べてくだされ。ネジ部はM10だったか。配線にはギボシ端子が付いている。BREVAはコネクター式なので繋ぐには一手間かかる。前回は配線を途中で切断してハンダ付け。今回はハンダ付けではなく端子で繋ぐことにした。



ウインカーを交換するためには色々な部品を外す必要がある。
フロント側ではカウルとヘッドライト、リヤ側はシート、グラブバー、リヤカウル。外したついでに他の配線確認やら普段手の入らない所の掃除やらできて良い。

フロント側ストリップ
リヤ側ストリップ

準備ができたら組み付けていくわけだが、ウインカーを本固定する前に配線を全て繋いでちゃんと点灯するかをチェックしておく必要がある。そうしないと組みつけたは良いが点灯しなかったりしたらまたバラさないといけない。本固定の際はネジ部にネジロック(弱め)を塗っておくと安心。取り付けナットが緩んできたらこれまた面倒だ。部品の特性上あまり高トルクでネジを締めれないというのもある。

新しいウインカー
点灯した状態
リヤはこんな感じ

BREVAのデザインを損なわないウインカーを見つけることができてよかった(これも私の主観)。
交換してからDUCATIのF氏とはまだ一緒に走りに行っていない。さて他者からの視認性の程はいかに・・。

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