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紀伊半島最西端の地

今回は、ハンターカブがお供。行き先は、御坊市にある日ノ岬。
まさかここに紀伊半島最西端の地があるとは!
いつもの早朝ツー。

和歌山市から国道42号線を南下するベタなルート。
御坊市内から煙樹ヶ浜経由で日ノ岬。
その後は海沿いを北上、産湯海岸から白崎海洋公園。
有田市から再び国道42号で和歌山市まで。
約150km、ハンターカブにしてはちょうどいい感じ。

ここでは前半、最西端までの道のりを紹介。
後半、帰り道はまた後日。

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出発は例によって早朝4時30分。
国道42号線、やはり早朝は車少ないので、なかなかいいペースで走れる。
由良町、里トンネル手前に店じまいをしたドライブインがある。

先日、神戸うどん自動販売機ツーに行ったので、気になって中をのぞいたら、
見つけてしまった。
うどん販売機、欲しい人いるんじゃない?

トンネルをすぎてすぐ左折、県道23号へ。
御坊湯浅線旧由良トンネル(だと思う)へ向かう。

この道1.5車線の舗装道路。
トンネル内は素掘り・・明り無し。ビビりながら通過・・。
レンガ作りのトンネル出入り口。日本遺産とかにしたら良いのに、なんて思う。
全国各地のトンネルマニアの間では知られたトンネルかもしれない。

しばらく走ると県道176号と合流。
その手前の熊野古道内原王子神社で小休止。
綺麗な水洗トイレ完備。熊野古道関係は整備が行き届いている。
ツーリングライダーにも嬉しい限り。

再び国道42号線を南下。
御坊市内、松原通り交差点を右折して煙樹ヶ浜方面へ。

煙樹ヶ浜キャンプ場。広々した海岸が広がる。
しかしここは遊泳禁止。釣り人多し。
朝の空気は気持ちよし。

ここで、途中コンビニで買ったパンを食べる。2回目の朝食。
しばし海を眺めながら・・。

太陽に照らされて気温がジリジリ上がってきた。
走ると爽やかなんだけど。


日ノ岬へ向かう道。海をバックに一枚。夏の海は靄ってるね。
直近、2017年2月以来の再訪。

日ノ岬灯台周辺は改装されて綺麗になっていた。
道も作り直されていた。海沿いの道の一部は陥没が激しく通行止め。


忘れ去られた国民宿舎。
廃墟マニアではないが、気になって覗きたきくなる。
かつては観光客で賑わっていたであろうこの地。

建物の中は時間が止まっている・・。


訪れる人もほとんどないまま忘れ去られていく・・。

前回は気づかなかったが、
建物の海側を登っていくと、道の先に紀伊半島最西端の地を見つけた。
改めてGoogleマップを見てみるとその表記があった。
地理的には灯台の方が西にあるのだが、まあ良い。

周りを木に囲まれていて見晴らしが良くない、
展望台(丘)でもあったら気持ちの良い場所になっていただろうに、
ちょっと勿体無い感じの場所。

来た道を戻って、宿舎の建屋の向かいにあるカナダ資料館へ登ってみた。

眺めは最高。
しばし景色を楽しむ。


国民宿舎が廃墟である事を判って訪れた今回。
見たかったのはここから眺める煙樹ヶ浜、それとここへ来るまでの道から眺める海の景色。
桜の季節は花が綺麗だろうな〜。
今ある建物を壊して、流行りのcafeなど作ったらいい場所になりそうなのに。
勿体無いね。

壊すにも相当な費用がかかるからね〜。
そんなに簡単にはできないだろうけど・・。



小さいバイクで走りに出かけると、いろんな所が気になって寄り道が多くなる。
今回はなぜか廃墟、忘れ去られた系に引き寄せられた。

後半は、海沿い北上。
狭いくねくね道にハンターカブはちょうどいい。


つづく・・・



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