風景を切り取るピクチャーウィンドウ【私の推し設計!】
こんにちは!
FREEDOM株式会社広報担当の原田です!
今回は「私の推し設計!」紹介です。
今回事例を紹介してくれる、設計事務所フリーダムアーキテクツに所属する設計者は、実務歴8年で、前職では商業施設の照明計画なども経験しているNさんです!
コンセプト
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Hoccori
コンセプト:風景を切り取るピクチャーウィンドウ
お客様が喜んでくれたポイントは?
全体的な仕上がりや雰囲気はとても気に入っていただいています。
お客様は、家づくりをするにあたって、あるお気に入りのカフェのような雰囲気にしたい、というイメージを伝えて下さいました。
なので、実際にカフェに足を運び、素材感やテイストをなるべく再現して全体をまとめています。
細かいところで、喜んでいただいたポイントとしてはキッチンではないでしょうか。
もともとお客様の方で購入を決めていたダイニングテーブルがあったため、それに高さや素材を合わせる形でキッチンを作っているんです。
ダイニングテーブルとキッチンを整えることで、よりカフェっぽい雰囲気を作り出せたのではないかと思っています。
設計上こだわったポイントは?
こだわったのは、リビングを和室にしたことです。
先程もお話したように、カフェっぽい雰囲気の空間がいい、ということだったので、最初は土間のリビングがいいのではないか、という話が出ていました。
ですが、家での理想の過ごし方の話などを伺う中で、「裸足で寝転がりたい」「背もたれがある場所でくつろぎたい」という言葉があったんです。
その暮らしを叶えるのにぴったりなのは和室ではないか?というご提案をしたところ、お客様からも前向きなご意見がいただけたので、和室を採用しました。
また、和室のリビングをカフェっぽいダイニングと繋げて、開放感のあるLDKにする選択肢もあったのですが、写真のようにあえて壁を設けています。
こうすることで、壁を背もたれ代わりにしてくつろぐことも出来るようになっているんです。
さらに壁にスリットを入れることで、こもった空間になりつつも、キッチンやダイニングとコミュニケーションが取れるようになっています。
このスリットもこだわったポイントのひとつで、ご夫婦が立った時にちょうど良く見える高さにするため、工事の途中で実際にその場に立ってもらって高さを決めたんです!
設計上難しかったポイントは?
ダイニングテーブルに合わせて作ったキッチンは、お客様に喜んでいただいたポイントですが、難しかったポイントでもあります。
図面から作成をしていったということもそうですが、素材やパーツに関しても、本当にこの組み合わせでいいのかという悩みや、理想としていたものがなかなか見つからない、という難しさがありました。
イメージ通りで、かつ使いやすいものになるようお客様と何度も打ち合わせを繰り返して、キッチンを決めるまでに一か月くらいかかった記憶があります!
また、ディテールまでこだわりたい、というお客様に合わせて、キッチンも細かい部分まで調整していきました。
例えば、用途上は必要になるわけではないですが、横目地を入れて、引き出しと食洗器の高さが揃うようにする、ゴミ箱がぴったりと収まるように、先にどのゴミ箱を買いたいか選んでもらい、それに合わせてスペースを作る、などです。
いかがでしたでしょうか?
引き続き、「私の推し設計!」をお楽しみに!
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