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公務員しながら大学に通っていた話

こんにちは、公務員ワーママの柚子です。
独身時代、公務員をしながら大学に通っていました。

仕事が終わってから通学

公務員は高卒採用だったので、当時の最終学歴は高卒のまま。
もう少し勉強したいなと思い、22歳の頃、二部のある大学に進学しました。学部は商学部でした。

二部のある大学では、主に社会人向けに夕方から講義が始まります。
早くて5限目(16時半頃)から7限目(21時半頃)まで講義が受けられます。

なので、17時に業務が終了したあとは、さっと大学へ通学。
上司や周囲にも大学に通っていることを伝えていたので、残業や飲み会は基本ありませんでした(進学してから誘われもしなくなった)

実際に通ってみて驚いたのは、高校生で二部に進学している子が多かったことです(法学部であれば公務員の学生は多かったかも)
お友達になった5歳下の子に「LINE交換しよ」と言われたとき、まだスマホに替えたばかりで「スマホに替えてよかった~」とすごくホッとしたことを覚えています。

つらかったこと

大学生活でつらかったことは、
①睡魔に襲われる
 勤務時間は8時半~17時ですが、当時22歳の私はまだ下っ端で、しかも、通勤時間がかかるので早めに出ていたこともあり、出勤して職場に着くのは7時半でした。最近では、出勤時間を勤務開始時間30分前は出勤しないように指示がある部署もあるようですが、当時はありませんでした。
 なので、大学に行く頃にはヘトヘト。教授の講義がお経のように私を眠りの世界へ何度いざなったことか。

②課題をする時間がない
 課題ひとつならいいんです。けれど、どの講義も「来週までにこれやっといて」というのが大抵ひとつはありました。
 講義は月~土の6日間なので、最低でも6つは課題がありました(講義やコマ数による)
 時間がとれる日曜日も、ひとつの課題に時間を割いてしまうと、あとは想像に難くないと思います。

③土曜日も朝から講義(取りたい科目による)
 私が通っていた頃、土曜日朝の1限、2限の合同講義がなんと4単位も取れる講義で、しかも毎回レポートを提出すると加点されるという人気の講義がありました。
 私ももちろん講義を受けていました。実際にはそんな超特別な講義なので、遅刻などの途中入室は禁止の講義で、常に遅刻や寝坊に注意しながら土曜日の朝を迎えていました。

④夕飯が適当になる
 17時に仕事が終わり、6限目の始まる18時頃までに夕飯を食べ終えておくことが多いです。
 学食はその日によって完売になってることも多く、コンビニで購入した弁当やパンを学生ホールで食べたりしていました。

⑤給料は上がらない
 高卒採用なので、給料はそのまま。大学卒業しましたよっていう書類は書いたけど、だからといって給料は上がっていません。なぜ!?!?

よかったこと

①異なる年齢の友達ができる
私の母親と同じ年齢くらいの女性や、高校卒業したばかりの19歳や20歳と友達になるので、同年齢の友達とは違う心地よさがありました。
異なる考えも、そもそも年齢が違うので素直に「ああ、そうか」と受け入れやすいです。

②学割が使える
通勤定期券や映画が学割で使える!
高校生は自転車通学だったので、社会人になってから自分で定期券を買っていました。なので、大学生になってから「学割使うとこんな安いの!?」と驚きました。
夏休みや冬休みになると、映画を観まくっていました。

③自主性が身につく
どの講義をとるか、どのゼミに入るか、第二外国語はどうするか、などなど自分で選択することが怒濤のようにあったので、自分が何を学びたいか、をすごーく大事にできると思いました。
また、講義によっては「講義に参加するかしないか、テストだけ参加するかどうか」を選択することもありました。簿記の講義は2級持ちだったため1年生の頃は講義免除・試験のみでした。

後悔したこと

もう少し講義を慎重に検討したほうがよかった。
関連資格を取っておけばよかった。
教員課程を取ればよかった。
3年までに必要単位を取っておけばよかった。
・・・などなど、言い出せばきりが無いです。

おわりに

無事に大学4年間で卒業できたのも、仲の良い同級生ができたことや、職場の理解など色んな人の支えがあったからです。

懐かしいなー、と思い出しながら今回大学に通っていた頃のことを書いてみました。


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