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『FREEMAN MAGAZINE no.27』香港で起きていることと中国の焦り、嵐は去ったか二番底は来るか、読者コーナー「デスク環境と集中力」

 今年1月、中国武漢から広まり出した新型コロナウイルスですが、東京で緊急事態宣言が出てから約2ヶ月後に解除となりました。マーケットは約4ヶ月間振り回されましたが、本日現在日経平均は21300円を超え、3月6日の水準まで戻ってきています。周りを見渡しても、新型コロナの感染者数以外は何も解決していませんが中央銀行が市場に資金をどんどん供給することにより、過剰流動性相場になり行き場のないマネーが市場に流れてきており、高PERとなっております。以前から伝えておりますが、今回の新型コロナに関しては実体経済と株価は切り離して考えましょう。実態との乖離を叫んでいる人も多いですが、相場とはそう言うものなのです。ところで今回意外だったのは、3月個人の買い越しも多かったことです。2000万円問題で大損した人達が多かったんじゃないかとSNSで言われたりもしましたが、賢者は急落で拾っていたようですね。さて、ウォール街の格言に「dead cat bounce」と言う言葉があります。私は猫好きなので辛い言葉ですが、日本語訳で「死んだ猫でも高いところから落とせば跳ね返る」という言葉になります。私はここからが本番だと思っております。何度も言いますがサブプライムローン問題の時も、同じ空気感でした。今回はそんな「嵐は去ったか二番底は来るか」、そして昨年から追い続けている香港と中国共産党の間で何が起きているか。その二本立てでお送りします。

=== 目次 ===
・嵐は去ったか二番底は来るか
・香港で起きていることと中国の焦り
読者コーナー「デスク環境と集中力」
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