こんにちは。フリーマンです。
5月に入り、米株式市場は楽観ムードに突入しております。しかしながら皆様お分かりの通り実体経済は物凄く低迷しておりますね。先日、4月の米雇用統計が発表されました。非農業部門が前月比2000万人超えと桁違いに驚いた方も多いと思います。リーマンショックと比較したグラフもメディアで取り上げられたりして、SNSでもその深刻さが発信されておりました。ただ、こちらに関しては単純に実体経済を反映させた数字と考えるのは短絡的で、米国では「景気対策法」によって失業者に週600ドルの失業手当が上乗せされていることも背景にあると思っております。通常の失業手当+月に2400ドル（日本円で25万円）も得られるのであれば一時的に失業者が増えるのも納得できますね。さてさて、では大丈夫かと思えば間違いで「会社辞めたけど、そんな人達が再就職できるの？そして就職先あるの？」という問題が発生してきます。実際、多くの米企業の破産申請がニュースになっておりいつも油断はできませんね。何事も数字だけでなくその裏側にある要因を読み解く癖が大事だと思っております。

さて、今回のFREEMAN MGAZINEですが、最近コロナの特集ばかりだったのでいつもと内容を変えてみます。色々な人から「これからどうしたらいいでしょうか？」と質問が来るので自分がこんな時に考えている7つの思考をお伝えできればと思います。それではよろしくお願いします。

=== 目次 ===
『私の中の7つの思考』
『コロナに負けない、それぞれの挑戦』
『読者コーナー』
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『私の中の7つの思考』

　新型コロナウイルスの問題によって、先行きが読めずに色々な不安を抱えながら過ごしている方も多いと思います。まだ今は影響が無くても、この様な事が起こりうる予測不可能な社会に緊張感を持って取り組まれている経営者の方、お勤めの方も多いと思います。

　私自身が今回不安も悩みもないかと言えばそうではありません。今回お伝えしたいことは「一見強そうに見えるあの人もこの人も、実は鎧をまとっただけの中身はひ弱な一人の人間」ということです。ではその鎧は何か。今回のお話はその鎧に繋がるお話をしたいと思います。