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『FREEMAN MAGAZINE no.34』質問コーナー「軌道修正の際に、未来ある事業に投資を先行者として続けていく方が良いのか、さらなるニッチな市場を開拓していくのが良いのか」、単音ではなく和音で感じる

 こんにちは。フリーマンです。
少し涼しくなってきました。みなさん体調はいかがですか?私は子供が風邪を引いてから家族全員に移ったようで久々に絶不調でしたが久々に規則正しい生活をしまして回復をしました。皆様も季節の変わり目ですのでお体に気をつけてください。


 さて、私は色々な企業の経営者や、作家さん、クリエイターとお話をさせて頂く機会があります。長年うまく行っている方にはみな共通点があります。それはご自身が最高のお客であるという点です。最高の音楽家は最高のリスナーであり、他のミュージシャンの楽曲の知識が凄かったりします。細部まで聞いている方が多い。またアートディレクターも世界中のデザイン事務所の作品を知っている方が多く、ファッションデザイナーも語らせたら数時間じゃ終わらなかったりします。そして経営者も同様です。飲食店のキッチン側の入り口や、経営陣専用の入り口といったように、お客様やそこで働く社員が使う入り口を使わないで長年過ごしていませんか。それと似たように自社製品、自社サービスを使わずして顧客の気持ちを感じた気になっている人も多くいます。私は優れた発想というのは感覚による仮説とデータの融合によって生まれるものだと思っております。昨今ではデータだけ見ていたら良いという幻想に取り憑かれた人や、事業にとって一番大切なことを忘れかけている人が多いように思います。さて、今回も宜しくお願いします。

=== 目次 ===
・質問コーナー『軌道修正の際に、未来ある事業に投資を先行者として続けていく方が良いのか、さらなるニッチな市場を開拓していくのが良いのか」
・『単音ではなく和音で感じる癖をつける』
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