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知られざるリフティング知識⑩

難しいことは分割する。

私が題材にしているリフティングに関しても、サッカーに関しても、もしかしたら人生に関しても難しいことを習得しようとするとき

分割

がキーポイントになるのかもしれない。

前回から説明させて頂いているようにリフティングでは
私はまず足のせを出来るように練習してもらう。

ボールの重心や足の構造を理解してもらうためだ。

足のせはリフティングに比べ遥かに簡単だ。

次は足のせからボールを真上へ上げられるようにしていく。
持ち上げるイメージを持ってもらうためだ。

そこからワンバンリフティングへ入っていく。

いきなりリフティングを行うような無謀なことは絶対にさせない。

中にはそんなやり方でも出来てしまう子供もいるかもしれないが限られた少数だろうと思う。

サッカーにおいて

試合中に

「パスだせ!」

「シュート打て!」

「ドリブルしろ!」

ディフェンスのプレッシャーがあるなかでのボールの持ち方、キープの仕方、そういった練習があってシュートに持ち込めたり、パスするようになる。

周りが見えるようになるにはボールタッチを練習して足元ばかり見ないようにしていかなければならない。

ルーズボールを追うには相手のコースに先に入る、俊敏性を高める、走力、持久力が必要となる。

本来、様々なシチュエーションを考慮してそれぞれに適した練習メニューを考えてトレーニングをしていくことがサッカーが上手くなる方法だと考えています。

サッカーの試合中に

監督やコーチが全力で怒鳴っている場面を見かけます。
それと対象的に黙って試合を観ているチームもあります。
決まって黙って試合内容をじっくり観ている監督、コーチのチームが圧勝する。

これは
試合中に思うようなプレーが出来ないのは練習の仕方に問題があると気が付いているからではないかと思う。

結して子供たちを責めるのではなく、次からの練習メニューを考え、次に活かそうとするからだ。

自分たちの指導の仕方にフォーカスしていれば子供を責めることはないだろう。

ろくな練習メニューも考えず、試合になって子供を罵倒するような指導者はずっとこんな風で成長もない。

子供たちが何故出来ないのか?

どんな練習をしたら出来るようになるか常に考えることが必要だと思う。

そんな監督、コーチを見習って子供たちは工夫するようになる。

細かな動作、考え方、理論を指導することによって
子供はこんなことまで考えながらプレーするんだと気付く点も多くなる。
そこで
だったらこんな練習したらもっと上手くなるんじゃないかとアイデアも出てくるだろう。

試合で怒鳴られ続け、負けてばかりではそんな気にもならないのは当然である。

凄いと尊敬されるコーチや監督でなければ尚更だ。

今もし
難しくて出来ないことがあるのなら分割してみてはどうだろうか?
簡単なことをクリアしていくうちに難しいことが出来るようになっていたのであれば楽しみながら自信をつけていけるはず!

どんどん分割していこう🎵

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