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知られざるリフティング知識⑨

上手い選手の真似をする。

サッカーに限らず、何かを習得するとき必ず真似から入ります。

とても大事なことですね。

ブラジル人は文化としてリフティングが出来る方が多く見られます。

ブラジルの子供たちは周りの大人が楽しそうにプレイするサッカーを見て大人へと成長していく訳です。

家の中でも、外へ出ても、ビーチへ行ってもそこにはボールがあるのです。

ボールに触るのが当たり前。

リフティング出来るのが当たり前。

友達が沢山いればサッカーやフットサル。

少なければストリートサッカーのパナゲーム(また抜き)。

一人ならリフティングやグランドムーブ(カッコいい足技)。

ひたすらボールに触れています。

当然子供たちも自然に上手くなっていきます。

教えてくれる人が周囲にいて学ぶ場所が多いです。

日本人て?

サッカーの環境が良いところはプロ選手に教えてもらったり、親がサッカー経験者、素晴らしいコーチ、監督、指導者に恵まれ上達する子供たちも増えてきたかと思います。

しかし、環境に恵まれない子供たちが日本中でまだまだ沢山います。

部活がない。

指導者がいない。

親もやったことながない。

そんな子供たちは何を真似しようとしますか?

日本代表の試合を見て、凄いプレイを真似しようとします。

しかし、基本を知らない子供たちは上手く真似出来ず、諦めていきます。

環境の大切さを実感します。

良い環境が無いのなら作ってあげるしかありません。

せめて家の中だけでもボールに触れる機会を作ってあげましょう。

親が動画で調べてあげて「こんな練習方法があるんだね」と。

真似とは

ただプレイその物を真似することでは上達しないのだと思います。

むしろ時間の無駄になったり、フォームが崩れた等のマイナス部分も出てくるかもしれません。

その選手の理論、今までの練習方法、タッチの仕方、トレーニングメニュー、生き方、生活環境
等出来る限り多くの情報を集め理解した上で、そのプレイを真似るということだと思うのです。

だからこそ、ネイマール、メッシのような凄いプレイに近づける。

その一場面に囚われてはいけない。

基本がなければシュートすらまともに打てないのがサッカーなんです。

数々の成功者に憧れ、真似をして失敗していきます。

真似の仕方を工夫しなければ当然の結果となるでしょう。

そしてリフティングが必要ないとお考えの指導者はブラジル人や、日本代表選手をご覧になってください。

リフティング出来ない選手がいるでしょうか?

答えは明白です。

リフティングを出来ない人の考え方を聞く必要はないと思いますし、この指導者は正しいのかと疑問を持つことが大切です。

小さな時期は試合の結果よりもボールタッチやリフティングをしっかり練習することが大事です。

✨憧れの選手を正しく📚️真似ていきましょう✨

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