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内省を繰り返すことで得られる気付き

前回の記事で、
「自分の存在価値をあげていく」と書いたが、
それを自分に課した根本的な理由が、
焦りを感じていたからなのだと気づいた。

わたしは、30代にはいってから、
長年勤めていた会社を辞めた。
部署異動したが肌に合わず、
心がついていけなくなっていることを
ひしひしと感じはじめ、
まだ気力が残るうちにと、次を決めずに退社。
その後、約1年フリーターをし、
今勤める会社に入社した。

フリーター期間、
幸い、アルバイト先にも困らなかったし、
遊びも、満喫することはできた。
ただ、将来の不安は常に感じていた。

転職活動は、値踏みされている感覚と
面接時に肌に合わない社風を感じると
そもそも、どこかに属す必要はある?と考える。

新卒ではないので、
値踏みをされて当たり前とも思っているし、
社風が合わない可能性なんて、
あることはわかっている。

そんなときに、
どこかに属さないと生きていけないくせに、
自由を求める自分に傲慢さを感じたり。

わたしには、何ができるのだろう?

思えば、胸を張って、これが出来ます。と
言えることも特になかった。
前職が、10年と長かったこともあり、
次の職場で活かせる自分の長所すら
わからなくなっていたと思う。

そんなとき、尊敬している女性に
一冊の本をすすめられた。

『女の子が生きていくときに、
覚えていてほしいこと』

当時はすぐに手に取ることはなかったのだが
最近、ふと思い出して読んでみた。

読んでいて、なぜか、
終始、涙が止まらなかった。

本との出会いはタイミング、
偶然ではなく、必然である。
読むタイミングは、まさしく今、だ。

若さも美貌もあっという間に資産価値はゼロになる。

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

チヤホヤしてもらっていた若い時代をすぎ、
若さと美貌以外の価値を、
身につけなきゃ生きていけないのだと、
感じ取ったからこそ。

わたしが今、行動に移していることが、
あなたが生きていく上で必要なことだよ、と
肯定してくれている気がして。

将来、自分が生きていく上で
プラスになる行動はしておこう。
自分で立ち上がれる方法を探さなければ。

今年、なんでも興味ある分野に
飛び込んでみることにしたのも
まだぎりぎり、若さを言い訳にできるから。

肌の老化には抗いを続けつつも。
わたしに、他の価値が手に入るよう、
今年はもがいてみようと思います。


イラスト協力:わたしちゃん
Instagram @ooowatashi


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