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知識と経験のミルフィーユ

さて、まずは最近読んだ本のご紹介を。
一冊目が藤原和博氏の「味方を増やす技術」です。
こちらは当たり障りのない感じで内容は薄く感じました…
読みやすくはあるんですけどね…
もう一冊が、畑村洋太郎氏の「失敗学のすすめ」です。
こちらは色んな失敗事例を踏まえつつ、必要が無かったり致命的な失敗を避けつつ、有意義な失敗からは適切に向き合い、教訓を得ていきましょう、という趣旨の本です。
読みやすいですし、示唆に富む内容なので、一読をお勧めします。

さて、本題です。
後者の本の内容に触発された内容になります。
問題です。
知識と経験はどちらの方が大切でしょうか?
知識が無いと自分の限られた経験のみで生きていくことになりますし、自分で観測した以上のことを知ることもできませんね。
では、大切なのは知識なのでしょうか?
知識だけがあっても、経験が伴わないならば薄っぺらい人間にしかなれません。
そりゃあ、クイズ王になりたいならそれで良いでしょうが、多くの人はそうではないはずです。
知識だけがあっても、実際やってみたら全然できない…なんて人は少なくありません。
そうです、答えは(ありきたりかもしれませんが)両方大切なのです。
知識だけあっても使えませんし、経験だけあってもできることが限られます。
となると、両方総取りするのが望ましい形となります。
しかも、これらは実は相互作用を生み出すのです。
経験に基づいて知識を学べばより理解が深まりますし、知識に基づいて経験を積めばより本質を踏まえた経験ができるでしょう。
ミルフィーユのように知識と経験を交互に積み重ねていくことが、自身の成長にとって最も効果的な手法だと言えるでしょう。

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