いつも
なにかに急き立てられて
頑張らなきゃ
もっと頑張らなきゃ
周りはもっと
頑張ってるんだから
そうやって自分を追い込んだ
どこまで頑張ればいいのか
そんなことわからなくて
ただ、ただ
ひたすらに頑張った
その先になにかがあると
そう信じて
自分を追い込んでる
そんなことにも気づかずに
気を緩めたら
なにかが壊れそうだった
それだけは
なぜだか感じてた
弱音の吐き方わからなくて
弱音を吐いたら
負けてしまう気がして
ただ負けないように
頑張っていた
でもね
突然やってくるんだ
壊れてしまうときが
張り詰めた糸が
ぷつっと切れて
わけもなく涙が溢れて
そうしてはじめて
気づけたんだ
こんなにも
追い込んでたんだって
気持ちを殺して
心を閉ざして
そうして頑張った先には
かわいそうな自分がいた
ごめんって
何度言っても足りないほどに
苦しめてきたんだ
いまさら
なんて言えばいいだろう
性格も能力も体力も
全部違うのに
みんなと同じにできないこと
責めて責めて責めてきた
でもね
みんなと同じになる必要は
はじめからなかったんだ
だからこれからは
マイペースに歩いていこうよ