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60年代サザエさん(アニメ)から学びたい

私の大好きなサザエさん。物心ついた時から辞めどきが分からず、社会人となった現在まで毎週しっかり録画して見ている。
思えばサザエさんの中にはたくさんの発見や学びがつまっている。

そ・こ・で!

ずっとやりたいと思っていたけれど腰が重くてなかなか始めなかった、「ある楽しいこと」を、意を決してやってみようと思う!!!
これを書いている今も、とてもワクワクしている。

それは、、、

(ここでバーンとインパクトのある名詞を思いつけばいいんだけど、まだ自分でもどんなものになるか分からないから良いタイトルが出てこない。ごめん。)

題して、(結局題すんかい)

テレビ放送が始まった1960年代から1970年代までのサザエさんを
ぜーんぶ見て、面白いと思ったことをまとめていこう

・・・

です。

え?1960・・・え・・・?と思った?

実はサザエさんの魅力は、時が止まっているところにある。
わかりやすいところで言うと、黒電話も、ちゃぶ台も、縁側も、今じゃ見慣れない異様なものたちで溢れている。

90年代後半生まれの私は、実際にこれらのものを見たことは1度もない。また、誰かに「こういうものが昔はあったんだよ」と教えられたこともない。それなのにこういうものの存在を知っているのは、サザエさんで見てきたからだと思う。

さらに付け加えると、この「知ること」は大きな大きな発見であるにもかかわらず、私たちはなんでもないことのように無意識に事実として受け入れてしまっている!!!

例を挙げよう。
波平のお客さんが磯野家を訪ね、波平が散歩から戻るのを居間で待つが、なかなか戻ってこない。大事なお客さんを待たせるわけにはいかないと、サザエたちは波平の散歩コースをひたすら探し回るが、結局入れ違いになっていたという話がある。
この話を見て、私たちは次のような疑問をわざわざ抱くだろうか。
・波平に会いたいならあらかじめ連絡を取って時間を合わせておかないのか。
・波平はスマホを家に忘れたのか。
・そもそも「お客さん」とは何だ。

そう。こんなこといちいち考えない。
私たちはなんとなく、「スマホがないから連絡手段がないこと」や「手土産を持って波平に顔を合わせたい客」を想像している。「ゲームなどの娯楽がないからよく散歩しているんだろうな」とまで予想するかもしれない。

はい。それを重要な学びだということに気づいていないのが大・問・題!
もし「連絡手段がない時代はどのように待ち合わせをしていたのだろう」という疑問を抱き、それについて調べてみたら、当時の駅構内の掲示板や喫茶店の重要性を発見するかもしれない。
もし「テレビ電話のない時代は遠方にいる友達とどのように繋がっていたのだろう」という疑問を抱き、それについて調べてみたら、年賀状の需要や地元での就職率・結婚率との関係を考えるかもしれない。

こういった発見やさらなる好奇心を育てるのに、1960~70年代放送のアニメサザエさんは非常に有能であると思う。

だから私は、「重要なことに気づく」ため、視聴中に感じた僅かな違和感を忘れないよう書き留めていき、気が向いたら少し深堀してみたり、年上の人に聞いてみたりしようと思う。私の中の世界がずっと広がる気がする。

超簡単に言うと、昭和マニアの私が昔のことをいろいろ知りたい!ということ。あと、サザエマニアの私がサザエの歴史をいろいろ知りたい!もある。

まあ細かいことはこれから書いていこう。
とりあえず今回は私のやりたいことの意気込みと目的でした。

おまけ
料理の手伝いをしているカツオに対し、波平が放った名言
「男のくせにエプロンなんか来てキッチンに立つなんて情けない」

こういう、今じゃ完全アウトな価値観がたまらないんだよなあ。


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