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うまくやろうとするからうまくいかない

俺は広島カープが好きで。プロ野球の広島東洋カープね。そんで左打ちの外野手が好きで。今だったら柳田とか丸とかになるのかな。柳田はちょっと俺の好きなタイプとは違うんだけど。ちょっと前なら高橋由伸とか好きだったな。

まあカープの左打ち外野手と言えば前田智徳ですよ。右投げ左打ちってのがさらに倍! って感じで最高。

寡黙な求道者のイメージがあった前田も、引退後はテレビやYouTubeでにぎやかにやってるよね。ファンとしては嬉しい限り。

久しぶりにYouTubeをダラダラ眺めてたら古田敦也と前田が打撃論を交わしてるのが目に止まって見てみた。そしたら面白いの。俺は野球素人なので技術論とかさっぱりわかんないけど、技術論のその奥って感じの言葉には結構反応するところがあって。

どの回だったかな、前田のゴルフ好きをいじってる流れだったかも知れない、「打とうとすると打てない」みないな表現が出てきたとき膝を打ったよ、俺は。

そうなんだ。

結果をコントロールしようと躍起になってるときに限って結果が伴わないんだ。そのことについて俺が最初に気づいたのはバンドで演奏してるとき。俺はギターを担当してて、歌も歌ってて、まああれこれ忙しい役回りで。どうしても「うまく弾きたい」「上手に歌いたい」って考えが頭から離れないの。

世の中は思った通りになるとは言え、残念ながら俺の場合はうまく弾きたいと思えば思うほどうまく弾けなかったね。

そうではなくて、何ていうか無心の境地とでも言おうか、自分自身が音楽そのものになり切れていたり、バンドと一体になれてたりするとものすごいパフォーマンスを発揮してるんだよね。録音した音源聴いても自分で惚れ惚れしちゃうような。

人事を尽くして天命を待つ、ってのもそういうことの延長なのかと思ってる。結果に対して希望を持つことは大切だけど、大切にするあまり結果にとらわれてしまっちゃダメなんだよね。

わかるかなあ。

世界のゴキゲンが増えるといいなって考えたりしゃべったり書いたりしてます。ありがとうございます。