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軍モノを着る、とは

アメカジが好きで。特にワーク物が大好物。いわゆる作業服と作業靴。綿と革。

アメカジのアイテムにはワーク物のほかにカレッジ物やミリタリー物がある。軍モノとも言う。

米軍が採用しているだけに頑丈で機能的。衣料品としての完成度も高い。フライトジャケット(パイロットが着るジャケット)などは超人気高い。MA-1なんてすっかり一般化した。

20代の頃はA-2っていうフライトジャケットのレプリカを気に入ってよく着ていた。映画「大脱走」でスティーブ・マックイーンが着てるのがA-2。

A-2は1940年代のフライトジャケット。当時はアメリカと日本が戦争してて、言ってみれば敵国の制服をありがたがって着ちゃうのってどうなんだろうって考えないでもなかった。戦死した俺の爺ちゃんが泣いて悲しむんじゃなかろうか。怒り狂うかもしれない。

体型変わっちゃったので持ってるA-2は全部手放した。軍モノだと今はチノパン穿くくらいかな。極太の。GAPのMA-1もどきも着る。

軍モノ身につけてるからって戦争を好むってことでは決してないんだけど、世間に眉をひそめられても文句言えないよなって思ってる。

軍モノに限らず、俺のアメカジ好きはGHQによる洗脳計画によるものだとするとどうにもやるせない気持ちになる。持ってるギターもアメリカ製ばっかだし。

アメリカかあ。

世界のゴキゲンが増えるといいなって考えたりしゃべったり書いたりしてます。ありがとうございます。