Nozomu Takahashi

小学校教員🐣│公立学校で、自由の相互承認の感度を育み、オーセンティックに思考する教室を…

Nozomu Takahashi

小学校教員🐣│公立学校で、自由の相互承認の感度を育み、オーセンティックに思考する教室を探究しています

マガジン

  • 学びを社会につなげる

    学びを社会に向けてアウトプットしていきます💡

  • 思考と実践のゆるやかな軌跡

    大学生の期間で考えたこと、実践したことにスポットライトを当てます🌱

最近の記事

vol.8 なぜフィンランドの学校はソファを置けるのか?

今回からは「学びを社会につなげる」というテーマで、今までの学びを振り返りながらアウトプットしていきます🌱 今回は、去年の8月に参加した「フィンランドGTP(Global Teacher Program)」を通して探究したことを書いていきます。 詳細は省きますが、現地の小学校で日本文化のワークショップとして「パステルアート」の授業もしました! なぜフィンランドの学校はソファが置けるのか?・問いの背景 「学習環境」というキーワードに関心があり、フィンランドの教室環境をリサー

    • vol.7 布石を打ち続けること

      今から早いだろ!と言われそうですが、 2年後にはキャリアを選択する機会がやってきます。 まずは目の前の現実を向き合うことですが、やはり納得して自己選択したいと思っています。 現時点では大きく4つの方向性を予想していますが、自分で道を切り拓いていくためには、自分なりの武器を磨く必要があります。 これからの2年間では、抽象的な理論を具体的な実践に落とし込む。その部分に自らの専門性を発揮したいと考えています。 すでにある具体の実践を、思考停止の状態でコピーしても、今までの公教育

      • vol.6 どのような教室をつくるか

        大学期間にスポットライトを当てたnoteは最後になります。 前回はキャリア選択について書きましたが、今回は学校現場に入った後のVisionについて書きます。 Visionと言っても、様々な粒感の捉えがありますが、今回は「どんな教室を(子どもたちと)つくりたいか?」という問いで言語化します。 もちろん、子どもたちと共に創ることを大切にしたいので、実際は対話しながらですが、自分の軸を持っておくことは必要だと確信しています。 確信の背景にあるのは、実際に現場に赴任した先輩方の声

        • vol.5 こだわりが腹落ちするキャリア選択とは?

          わたしたちは、時に不安に思ったり、悩んだり、葛藤したり、病んで感情がぐちゃぐちゃになったり。 このネガティブな心の動きには、何かしら引き金となる出来事やトピックがありますよね。 もちろん、感情の揺れ動きなので、人それぞれトリガーとなるものは異なりますが、大学生に焦点を当てるならば、就活、広く言うとキャリア選択の場面では、共通してネガティブな心の動きを経験した方が多いのではないでしょうか。 ぼくの場合は、最終的には自分の納得した道を選び取った感覚はあります。しかし、そこに至

        vol.8 なぜフィンランドの学校はソファを置けるのか?

        マガジン

        • 学びを社会につなげる
          2本
        • 思考と実践のゆるやかな軌跡
          7本

        記事

          vol.4 "けテぶれ"を塾ではどこまでできる?

          順番が前後しましたが、今回は「塾でけテぶれを実践したこと」を紐解いていきたいと思います。 ※前回の記事はこちら ↓ まず、そもそも「けテぶれ学習法とは何だろう?」と思った方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。 ぼくは「けテぶれ学習法」を、普段の宿題レベルから汎用的な資質・能力を磨ていく学び方と解釈しています。 予測不可能な社会(VUCA)、生涯学習社会などがトレンドになる中で… このような学びの経験や、汎用的な資質・能力を育むことが求められていると言えます。 【全教

          vol.4 "けテぶれ"を塾ではどこまでできる?

          vol.3 問いからはじめる「人との向き合い」

          大学3年生になったタイミングから、「探究(的な学び)」を自分のキーワードに置くようになりました。 探究の伴走を本格的に始めようと思い立った背景には、自分の目指す「教師の在り方」と「育みたい学習者」と探究がすごく親和性が高いと感じた方です。 続いては、以下のブログの一節。「社会的に公正な教育とは、どのような教育だろうか?」という問いに応えるものです。 つまりは、「自ら問いを立てて、自分なりの方法で、自分なりの答えを出す」探究の経験を、まず自分がたっぷりと積むことが大事では

          vol.3 問いからはじめる「人との向き合い」

          vol.2 教育観を支える理論/実践

          前回はこんな記事を書きました。 今までを振り返っても、自分の視座/解像度が高まる瞬間は、ひたすら本を読んでいる時だと思います。 あくまでバランス感ですが、「感覚 (≒感性)」と「理論 (≒バックボーン)」を両立するの重要性を実感しています。 様々な経験を積むことで、前者の在り方は養われていく感覚がありますが、後者は、地に足つけて深めていく姿勢が必要になる。 今自分に求められている (不足している) 力は、抽象を頭で理解する力ではなく、身体で具体の実践を生み出す力だと認知

          vol.2 教育観を支える理論/実践

          vol.1 机上の空論からNPOへ

          この度、新しくnoteのアカウントを作りました。大まかな背景には、以下の通りです。 大学卒業の3月までは、良い/悪いは括弧に入れても、どうしても関心のベクトルは内側にならざるを得ないフェーズになりそうです。 もちろん、リアルで、みんなの見えないところで向き合う・踏ん張ることはあるけれど、外に向けて発信することは大事にしたいと思っています。 つまり、ちゃんと内側で育み、磨いたものを外に向けて昇華する仕掛けを作ることは、現場に入った後も、自ら実践を創ることにつながるのではない

          vol.1 机上の空論からNPOへ