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vol.7 布石を打ち続けること

今から早いだろ!と言われそうですが、
2年後にはキャリアを選択する機会がやってきます。
まずは目の前の現実を向き合うことですが、やはり納得して自己選択したいと思っています。

・子どもと現場で直接かかわること (学校内外の現場)
・子どもと関わる人とかかわること (教員養成/教師教育の文脈)
・もっと広くシステムチェンジを志向する (行政/仕組みを作る)
・自らの学びをとことん突き詰める (大学院/兼業)

現時点では大きく4つの方向性を予想していますが、自分で道を切り拓いていくためには、自分なりの武器を磨く必要があります。
これからの2年間では、抽象的な理論を具体的な実践に落とし込む。その部分に自らの専門性を発揮したいと考えています。

すでにある具体の実践を、思考停止の状態でコピーしても、今までの公教育のパラダイムを再生産するだけだと思います。
抽象的で複雑性を含んだ理論や概念を、自分なりに咀嚼して具体に落とし込むことで、少しでもより良い学びを探究したいし、実現したい。

布石の打ち方にも色々ある

【色々なところを見続けた方がいいと思う】
【色々なアプローチをしている実践者とつながる】
【不安定でいいと思っている先生は意外と少ない】

最近、フィンランド教育の視察プログラムの研修のお手伝いをしています。その中で色々と気づくこともありました。

自分自身の資質・能力を磨くこと。そして、どのような現場であっても働ける力能の土台を作り、その証明を持つこと。

20代は人生の中でも色々と自由が効く時期だと思います。まずは2年間踏ん張ってみて、さらに拠点を変えようとも思っています。

もちろん、2年間は学校現場でひたすら自らの仮説を突き詰めることもしながら、越境することも忘れずに突き詰めたい。

ノンバーバルなものでしかつながれない環境に身を置くことも自分にとっては大事かもしれない。

色々とおもうことはありますが、最終的には、点と点がつながる手立てを打ち続ける。
気づいたらそれらが熟成してつながる瞬間を、ネガティブケイパビリティを発揮して待つこと。それが理想です。

陰の時間も、腐らず、一歩ずつ、コツコツと。かつ自分の思考や実践を社会、他者に向けて目的を持って発信し続けること。そのうち種から芽が出てくる。

ぼくはかなりの心配性で、考え込み、「もうダメだ」と思うことばかりの毎日です。
それはクリエイティビティや豊かさの別の一面でもあると思いながら。
今年はみなさんの力をたくさん借りると思いますが、恩返しできるように真摯に向き合っていきます。

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