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「そこをなんとか」

漫画の話です。
ものすごい漫画通というわけでもないので、特に大げさに語るつもりはないのですが、この「そこをなんとか」(作者 麻生みこと)という漫画は弁護士ものでとても面白いです。
弁護士ものだけど、無駄にドロドロしていないし、内容がわかりやすく、ほどよく恋愛も含まれている。弁護士も人間なんだからいろいろあるんです、って感じで。さらに、案件ごとにまとまってるから、ダラダラ感ゼロ。これ、大事!

あらすじ〜
主人公は改世楽子(かいせらくこ)通称らっこ。弁護士になってがっぽりもうけるぞ!と夢を持って弁護士になったけど、弁護士余りの就職難で最後に出会った零細弁護士事務所に就職。そこで兄弁(先輩)の東海林弘明(有能・イケメン)を師匠と仰ぐも途中で東海林先生が中堅弁護士事務所に移籍。零細弁護士事務所のお荷物になりつつ(?)いろんな案件で成長していくらっこちゃんの物語!

作者に見られたら怒られそうなあらすじですが、まぁ、こんな感じ。

らっこちゃんがサイコーに愛されキャラで、私も今度生まれ変わったららっこちゃんみたいになりたいと思う。根性あるし、真面目だし、でも抜けてるところもあったりして、かわいい。↑

そして、かつての兄弁で今では相手側の弁護士として登場したりする東海林センセー。メガネ男子。↓

かっこいいんですよ。やり手弁護士。クールだけど熱い男。なんだかんだ言ってもらっこちゃんを見放せない、気になっている。恋のライバル(?)赤星くん(らっこちゃんと修習同期のイケメン、大手弁護士事務所勤務)と時々火花を散らして読者をドキドキさせてくれる(萌〜)

もちろん弁護士ものとして案件はひとつひとつちゃんとしていて、連載当時の世相を反映してます。特許紛争、オレオレ詐欺、親権、DVモラハラ等々、読むとなるほどと思うことばかり。(タレント事務所からアイドル連れてマネージャーが辞めるという某事務所を彷彿させる話もある。昔に描かれたものだけど)
らっこちゃんが常に気持ち良く勝利することはなく、登場人物たちが「なんだかなぁ」という感情を抱えたまま終わる物語もあり、それがまた現実なんだとも感じたり。

連載はまだまだ続くので今後が楽しみな作品。

#マンガ #そこをなんとか #麻生みこと #弁護士 #法廷





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