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1軍? イースタンリーグ読売ジャイアンツ×北海道日本ハムファイターズ観戦記

7月10日(土)、仕事が休みなので野球観戦の予定を入れようと考えていたのですが、モタモタしているうちにZOZOマリンスタジアムの千葉ロッテ×北海道日本ハムは千葉県のまん防の関係で途中からチケット販売停止となってしまい買うことができませんでした。
仕方がないと諦めていたのですが、ふと前日にスポナビを眺めていたら同日にジャイアンツ球場でファームの試合があることに気づきました。
これまであまりファームの試合に行こうとは思わなかったのですが、ジャイアンツ球場が家から割と近いということもあり初めて行ってみることにしました。

スマホによってQRチケットを前日にイープラスで確保し、16時のプレイボールに向けて出発しました。京王よみうりランド駅からひたすら坂道を10分程歩いたところにジャイアンツ球場はあります。この日は猛暑でしたのでかなり体力を消耗しましたが、その分球場について一呼吸置いた後の生ビールは格別でした。

購入した席は、1塁側の内野指定席。日本ハムベンチの真上のあたりです。この席で1200円とは、やはりファームの試合は安いですね。

そして、スタメン発表。えっ、これ2軍の試合だよね?地方の1軍の試合??いやいや1軍は今日、千葉で試合のはずなので…。
3番中田、4番清宮、5番大田。このクリーンアップがなぜ2軍で?
更に言えば、2番には松本剛が、1番はルーキーながら1軍でも活躍を見せていた五十幡。序盤サードでスタメンを張っていた樋口が6番。守備から帰ってくる選手を杉谷が出迎えているし…皆なんでここにいるの?と言いたくなりました。

まぁ、それぞれに事情があって今ここにいるのは分かるのだけど、早く1軍での活躍を見たいと思う一方で、わずか1200円で内野のすごく良い場所を確保でき、これらの選手たちのプレーを身近で見られるということでちょっと興奮が収まらない感じもありました。

それにしても青空の下でビールを飲みながら野球観戦というのは最高ですね。この日は気温が高く16時開始からしばらくは日差しがきつかったのですが、日が沈んでくるとともに爽やかな風も吹いてきて気持ちが良かったです。球場の周りは緑に囲まれているのでひぐらしの鳴く声も聞こえてきたりして何ともよい感じでした。

そんな雰囲気の中で1軍で活躍しているような選手のプレーを見るというのもまた不思議な感じでした。
選手や審判の声もよく聞こえてきました。守備から戻ってくるときに、「○○、ナイスプレー」という掛け声や、中田に代わって途中からファーストに入った杉谷がボテボテのゴロを裁くセカンドに「落ち着いて!」と声を掛けているのも聞こえました。
終盤に登板した巨人の谷岡投手は渾身の力を込めて投げるような感じで「オリャー」という声を発しているが印象的でした。

調整中のベテランが見られたこともそうですが、これから出てくる期待の若手のプレーが見られるのもファームの試合の魅力だと感じました。

試合は大田選手のホームランでファイターズが勝ちました。
勝ったことはもちろん嬉しいですが、それ以上に感情が動かされる様々な要素があったように思います。是非またファームの試合を見に行きたいと思います。

最後に、かつてファイターズで活躍した陽岱鋼選手。途中からレフトの守備につき、9回には打席が回ってきてジャイアンツファン、ファイターズファン双方から拍手が起こっていました。
久しぶりにプレーする姿を見られたことは嬉しかったのですが、怪我等の調整でなくここ(2軍)にいること自体を寂しく感じてしまいました。
1軍でもう一花咲かせてくれることを願っています。

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